昨日は父に頼まれて
午後から父のお店(理容所)にくるお客さん宛の年賀状印刷をしていました。
父が1人でやっている田舎の小さな理容所ですが
父から預かる顧客リストには約180人もの名前が連なっています。
そのお客さんの殆どは、町の理容所に勤めていた頃のお客さんですが
3年前に町から離れた自宅で開業してからも
あしげく通っていただいています。
そして嬉しいことに、そのお客さんが同じ職場や知り合いの方を紹介していただき
毎年少しずつですが新規のお客さんも増え続けています。
手前味噌になりますが
不便な場所になってもたくさんのお客さんが来てくれるのは
それだけ、父の仕事と人柄を信頼してのことだと思います。
それを裏付ける一例として
父は仕事が終わり、風呂から上がってくると
晩酌を始める前に、その日来たお客さんの名前と
作業の内容(パーマとか髪染めとか)を毎日日誌に書きとめています。
そしてそれらは父の顧客データとして蓄積され
どのお客さんは毎月何日ごろにやってきて、どんな切り方をする
とか
やっていい話題いけない話題も全てインプットされている、といいます。
今まで外に勤めに行っていたので、父がどんな仕事をしているのか
全然分からなかったのですが
その仕事振りを身近で見るようになってからは
ただただ「凄いな」と尊敬します。
僕もそんな父を見習って、もっと仕事に真摯に向き合っていかなきゃ
と年賀状の束を預かるたびに思うものです。
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