7月2日(火)~3日(水)の二日間,大学生を対象にした介護等体験がありました。教員免許を取得するために必要な実習で,年2回,様々な大学から学生を受け入れています。
今回の参加者は,11名で,小学校と中学校の教員になることを目指している学生ばかりでした。しかし,特別支援学校の教員の中には,介護等体験でその魅力に触れて進路変更したという人が数多くいるとのことです。
できれば,本校の子どもたちや教員との出会いが,特別支援学校の教員を目指すきっかけになってくれるといいなと感じています。
私は,養護学校教員になりたくて,この道に入りました。あれから33年。これまで出会った子どもたちから,たくさんのことを学び,そして,頑張るエネルギーをもらってきました。笑顔,真剣に取り組む姿勢,命と向き合う姿などなど,苦しいときほど心に響きました。また,子どもたち,保護者,同僚と共に笑い,泣き,悲しみ,喜んだ日々は大切な宝物となっています。
特別支援教育は,じっくりと関われば関わるほど,奥の深さが分かり面白いと感じますし,やりがいも強く感じるようになると思います。今後も,特別支援教育や特別支援学校教員の魅力を介護等体験や教育実習生等に伝えていきたいと思います。