「白湯」(さゆ)という響きのよさもあって、この冬、飲み続けています。世間知らずなもので、単なるマイブームだと思っていたのですが、一般的なブームでした。
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あったか~い白湯に「ちょい足し」すると効果が倍増するものとは?
海外セレブやモデルをはじめ、美容意識の高い女性を中心に注目されている「白湯」。白湯には、冷え症改善やダイエットの効果が期待されています。さらに、白湯にレモンを入れた「レモン白湯」をモデルのローラさんが自身のSNSにのせたことでも話題になっていますね。レモン以外にも「ちょい足し」するといいものごご存知でしょうか? まず白湯の効果についてご説明し、そのあと「ちょい足し」するといいものについて探っていきましょう。
◆白湯の効果とは?
身体の約7割は水分でできているため、水分不足はさまざまな身体の不調につながります。
・くすみ、クマ、冷え
血液も構成成分の約6割が水分であり、その量が少なければ粘度が増して流れが悪くなります。血流が悪くなると、特に身体の隅々に行きわたる細い血管の毛細血管にまで十分に栄養が行き届かなくなるため、肌のくすみやクマなどを引き起こします。もちろん、手先足先の血行不良は冷えの原因にもなります。
・便秘
腸内での水分バランスが崩れると、便が硬くなり便秘や痔を引き起こします。
・むくみ
水分を摂るとむくみにつながると思われがちですが、人には「危機に備える」という働きがあるため、水分が不足すると体内に溜め込むように働きます。それが、むくみにつながることがあります。しっかり水分を摂り、不要なものと一緒に水分をじゅうぶんに出すことがむくみの解消になります。
このように、水分は十分に摂る必要がありますが、冷たい水は直接内臓を冷やしてしまいます。そこで、温かい「白湯」を摂ることで、水分補給+αで次のような効果が期待できます。
・冷えの改善
水分補給は冷えの改善につながりますが、冷たい水で腸を冷やしてしまうと内臓を温めるために血液が身体の中心に集まり、全身の血行が悪くなってしまいます。白湯で内臓を温めながら水分補給をすることが効果的な冷えの改善策です。
・代謝アップ
余分な物質がなく、温かい白湯は、胃腸に負担をかけず、胃腸が休まります。その結果胃腸の働きが高まり、必要な栄養素の吸収、栄養素をエネルギーに変える、不要なものを排泄するなどの代謝力を高めます。
・基本的な白湯の作り方
一度沸騰させたものを、自然に50℃くらい(やや熱いと感じる程度)に冷ますだけで、簡単に用意できます。朝沸かして魔法瓶やタンブラーに入れておいたり、最近ではコンビニでも白湯が置いてあるところが増えています。
◆白湯の効果が高まるオススメの「ちょい足し」
・レモン
ローラさんも行っているレモン白湯。レモンを使うことで美肌や疲労回復、ストレス対策に欠かせないビタミンCを摂ることができます。また、香り成分の「リモネン」には、リラックスを促す働きがあります。リラックスすると優位になる副交感神経は腸の働きを司っており、腸を活性化させます。
・ショウガパウダー
生姜は末梢の血管を刺激して血液循環を良くする働きがあります。生の生姜を薄くスライスしてプラスしても良いですが、加熱乾燥して作られたジンジャーパウダーは、さらにその効果が高いことがわかっています。
・シナモンパウダー
毛細血管を丈夫にして血液の流れをスムーズにする働きがあります。
・オリーブオイル
油には保湿・保温効果があるため、便の水分を調整し、便の流れをスムーズにして便秘解消に働きます。
白湯やちょい足し食材の効果は一日にしてならず。続けることで身体は変わっていきます。手軽に作ることができるので、白湯習慣をはじめてみてはいかがでしょうか。
執筆者:山本ともよ(管理栄養士)
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貧乏英語塾長が白湯を飲むのは、起床直後。目が覚めたら、すぐにベッドの中で基礎体温を測ります。それをすませると、起きだしてやかんでお湯を沸かし、着替えを済ませると、ほどよい温度の白湯をがぶりと200mlほど飲むという次第です。
あと、夜に身体が冷えていてのどが乾いたら、カフェインが入っているコーヒー、紅茶、緑茶を飲みたくないときには、白湯を飲んで、身体と心を温め、のどの渇きを止めます。
以前は常温水にしていたのですが、それだと冬場は冷たすぎるので、白湯にしたわけです。1ヶ月ほど前に何げなく測った基礎体温が35.6度しかなくて、半死状態でしたから。
白湯を飲むほかにも、睡眠を十分にとったり、お風呂にしっかりと長く入ったり、飲食物に気を使うようにしたら、いまは36度から36.3度くらいで、たまに36.5度が出てくれます。ただし、睡眠不足は一番だめで、今日は36.0度でした……。
ともあれ、白湯は安上がりで簡単で、よいことだらけ。白湯を飲む習慣を冬だけでなく、春・夏と続けられるように習慣づけることにします。
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