旦那が隣でぷかぷかタバコを吸っていると、奥さんはとんでもない苦労を70代で背負い込むのです。
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夫が喫煙、妻の医療費1.4倍 京大など調査(朝日新聞) - goo ニュース
2013年6月17日(月)11:38
【編集委員・田村建二】家庭で夫が吸うたばこの煙のせいで、吸わない妻の医療費が70代では1・4倍かかっていることが、宮城県の住民を対象にした京都大や東北大などの調査でわかった。受動喫煙で肺がんや心臓病の危険が高まることが知られているが、吸わない人への負担は医療費にも及んでいた。
喫煙歴がなく、国民健康保険に加入する40~79歳の女性4870人について、自宅での受動喫煙の状況を質問。診療報酬明細書(レセプト)のデータを使 い、1995年から2007年にかけてかかった医療費を調べて、受動喫煙の度合いとの関係を分析した。たばこ以外で病気にかかわる肥満や飲酒状況といった 要因が影響しないよう、統計学的に調整した。
京大の今中雄一教授(医療経済学)によると、70代で受動喫煙が「ない」とした人たちの月間平均医療費が3万2700円だったのに対し、受動喫煙が「ひどい」とした人たちでは4万6700円。入院でかかった医療費に限ると、「ない」人たちで1 万600円、「ひどい」人たちで2万500円と、2倍近い差があった。
ほかの世代などでは差ははっきりしなかった。今中さんは「たばこでかかる病気は高年齢で発症しやすいためではないか」と推測している。
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「自分はタバコを吸わないのに」と嘆いても、手遅れ。配偶者のタバコの煙が、その人の健康を害するのです。怖いですねえ、タバコは。
どちらかがスモーカーの夫婦であれば、お互いきちんと話し合って、パートナーにタバコと縁を切った離煙生活に入るように勧めてみましょう。辛いですよ、歳とって病気がちなのは。
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