ファンの方には申し訳ありませんが、これまでほとんど関心のなかった中田英寿選手。彼が引退するというのも「フーン」という思いで聞いていましたが、こういう見出しを目にすると、その記事を読みたくなりました。
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MBA取得 第2の人生は実業家 (スポーツニッポン) - goo ニュース
2006年 7月 4日 (火) 06:13
現役引退を表明したMF中田英寿(29)が米ハーバード大に入学して経営学修士(MBA)を取得する計画を持っていることが、明らかになった。03年7月からは東ハトの執行役員に就任するなど現役時代もピッチ外で多角的な才能を見せており、引退は大きな可能性を秘めた新たな人生のスタートとなる。
電撃的に引退を表明した中田だが、第2の人生のプランをしっかりと温めていた。今後の動向について、関係者は「1カ月くらい欧州を旅することになる。引退したら、世界中を旅したいという夢を持っていた」と明かした。11年間のプロ生活の疲れを癒やすため、海外でリフレッシュ。その後は米ハーバード大でMBAの取得を目指すという。
MBAはビジネス界のエリート学位。取得には英語能力と最新ビジネススキルが必要で経営管理職への“パスポート”として定着している。中田は03年7月に経営難に陥っていた東ハトの執行役員に就任。最高ブランド責任者としてお菓子の企画開発に携わるなど、現役時代から企業経営に興味を寄せていた。
平塚に入団した95年には将来、会計士になることを公言。昨秋には投資目的で米ニューヨークにビルを購入した。今季から「mocなでしこリーグ」となったサッカー女子リーグに、冠スポンサーの株式会社モックを紹介するなど経営のセンスも高い。マネジメント契約を結ぶサニーサイドアップの次原悦子社長は「中田はビジネスのことを考えるのが、気分転換になっている。こんなことまで考えているのだと驚くことがある」と語る。
企業経営だけでなくファッションに対する関心も強い。服装やバッグにはグッチ、ルイ・ヴィトンなどの有名ブランドに加えて流行の最先端を取り入れており、帰国する際のファッションは常に話題を呼ぶ。また、インターネットにも早くから着目。自身のホームページでコメントや情報を発信するスタイルを確立し、現在では当たり前になっているスポーツ選手の公式サイトやブログの先駆けにもなった。
ピッチ外の多角的な才能には目を見張るものがあり、現役引退は新たな挑戦のスタート。自身のサイトによる引退表明は、実に中田らしいスタイルだった。潔くスパイクを脱いだのも、第2の人生を見据えた決断である可能性が高い。日本サッカーのパイオニアが、どのような道を歩むのか。今後も目が離せない。
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このスポニチの記事によれば、中田さんがハーバード・ビジネス・スクール(HBS)をめざしているとか。HBSといえば、アメリカのビジネス・スクールの中でも何巻中の難関。行きたくて行けるところではありません。
ですから、問題は中田さんが合格できるのかということです。
スポニチの記者だってその程度のことは知った上で書いているとは思いますが、HBSは「大学院」。つまり、大学学部卒業の学位(学士号BAないしはBS)が最低必要です。
しかし、中田さんは大学に行っていないはず。そうすると、通常のコースでの入学はありえません。
ただし、彼のこれまでの功績を加味して、HBSあたりが特例を作るかもしれません。それは個別の請願・交渉次第ということになるでしょう。中田さんがHBS卒業生の大物を動かせば、決して不可能ではありません。
さらに、MBAを取るプログラムにしても、いまは2年間のフルコースに加えて、様々なプログラムが用意されていて、その中には入学基準が通常のものとは違い、ビジネスの世界で成功している人には入りやすいものがあるのも事実です。
中田さんが本当にHBSに行けるのか。ビジネス・スクール留学支援英語塾INDECの塾長ゴウ先生は、注目しながら見守りたいと思います。
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MBA取得 第2の人生は実業家 (スポーツニッポン) - goo ニュース
2006年 7月 4日 (火) 06:13
現役引退を表明したMF中田英寿(29)が米ハーバード大に入学して経営学修士(MBA)を取得する計画を持っていることが、明らかになった。03年7月からは東ハトの執行役員に就任するなど現役時代もピッチ外で多角的な才能を見せており、引退は大きな可能性を秘めた新たな人生のスタートとなる。
電撃的に引退を表明した中田だが、第2の人生のプランをしっかりと温めていた。今後の動向について、関係者は「1カ月くらい欧州を旅することになる。引退したら、世界中を旅したいという夢を持っていた」と明かした。11年間のプロ生活の疲れを癒やすため、海外でリフレッシュ。その後は米ハーバード大でMBAの取得を目指すという。
MBAはビジネス界のエリート学位。取得には英語能力と最新ビジネススキルが必要で経営管理職への“パスポート”として定着している。中田は03年7月に経営難に陥っていた東ハトの執行役員に就任。最高ブランド責任者としてお菓子の企画開発に携わるなど、現役時代から企業経営に興味を寄せていた。
平塚に入団した95年には将来、会計士になることを公言。昨秋には投資目的で米ニューヨークにビルを購入した。今季から「mocなでしこリーグ」となったサッカー女子リーグに、冠スポンサーの株式会社モックを紹介するなど経営のセンスも高い。マネジメント契約を結ぶサニーサイドアップの次原悦子社長は「中田はビジネスのことを考えるのが、気分転換になっている。こんなことまで考えているのだと驚くことがある」と語る。
企業経営だけでなくファッションに対する関心も強い。服装やバッグにはグッチ、ルイ・ヴィトンなどの有名ブランドに加えて流行の最先端を取り入れており、帰国する際のファッションは常に話題を呼ぶ。また、インターネットにも早くから着目。自身のホームページでコメントや情報を発信するスタイルを確立し、現在では当たり前になっているスポーツ選手の公式サイトやブログの先駆けにもなった。
ピッチ外の多角的な才能には目を見張るものがあり、現役引退は新たな挑戦のスタート。自身のサイトによる引退表明は、実に中田らしいスタイルだった。潔くスパイクを脱いだのも、第2の人生を見据えた決断である可能性が高い。日本サッカーのパイオニアが、どのような道を歩むのか。今後も目が離せない。
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このスポニチの記事によれば、中田さんがハーバード・ビジネス・スクール(HBS)をめざしているとか。HBSといえば、アメリカのビジネス・スクールの中でも何巻中の難関。行きたくて行けるところではありません。
ですから、問題は中田さんが合格できるのかということです。
スポニチの記者だってその程度のことは知った上で書いているとは思いますが、HBSは「大学院」。つまり、大学学部卒業の学位(学士号BAないしはBS)が最低必要です。
しかし、中田さんは大学に行っていないはず。そうすると、通常のコースでの入学はありえません。
ただし、彼のこれまでの功績を加味して、HBSあたりが特例を作るかもしれません。それは個別の請願・交渉次第ということになるでしょう。中田さんがHBS卒業生の大物を動かせば、決して不可能ではありません。
さらに、MBAを取るプログラムにしても、いまは2年間のフルコースに加えて、様々なプログラムが用意されていて、その中には入学基準が通常のものとは違い、ビジネスの世界で成功している人には入りやすいものがあるのも事実です。
中田さんが本当にHBSに行けるのか。ビジネス・スクール留学支援英語塾INDECの塾長ゴウ先生は、注目しながら見守りたいと思います。
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