「死して屍拾うものなし」どころか、「死して大金拾うものだらけ」という人たちです。記録しておきましょう。
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〈速報〉あの世で稼ぐ有名人1位は故マイケル・ジャクソン氏
朝日新聞 2015年10月29日
米経済誌フォーブスが、毎年恒例の「死去した有名人の高収入リスト」を発表。故マイケル・ジャクソンが09年に死去して以来、1ビリオンドル(約1200億円)を稼いだことがわかった。マイケルは6年連続で同リストのトップを飾っており、アルバムやグッスなどの売り上げは、昨年だけでも総額1億1500万ドル(138億5200万円)にものぼるという。
マイケルの資産は、ラスベガスで「シルク・ド・ソレイユ」が公演している「マイケル・ジャクソン・ワン」からの興行収益や、マイケル自身の音楽出版社「Mijacミュージック」のカタログ、CDなどの売り上げ、ソニーとの間で半分の所有権を分かち合う世界最大の音楽出版会社「ソニー/ATVミュージック・パブリッシング」などからの収入によるという。マイケルの死後、遺産管理委員会は2枚のアルバム「Michael」(10年)と「Xscape」(15年)を発表し、世界中のアルバムチャートのトップを飾った
続いて同リストの2位は、エルビス・プレスリー(5500万ドル)、3位はスヌーピーの漫画「ピーナッツ」の作者チャールズ・シュルツ氏(4000万ドル)、4位はレゲエ歌手ボブ・マーリー(2100万ドル)、5位はエリザベス・テイラー(2000万ドル)となっている。以下、トップ10にはマリリン・モンロー、ジョン・レノン、アルバート・アインシュタイン、ポール・ウォーカー、プレイボーイ誌モデルのベティー・ペイジらがランク入りしている。(ニューヨーク=鹿目直子)
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フォーブスの当該サイト:http://www.forbes.com/sites/zackomalleygreenburg/2015/10/27/the-13-top-earning-dead-celebrities-of-2015/
正直なところ、貧乏英語塾長はこの10人の大ファンというわけではないのでピンと来ないのですが、ファンにとってはその死を信じたくない存在であり、いまでもお金をつぎ込みたい対象なのでしょう。
面白いのは、物理学者のアルバート・アインシュタインが入っていることです。なんでも、アパレル、ポスター、タブレットの売り上げで1100万ドルを稼いだとか。まあ、アインシュタインは「科学オタク(nerd-science)」のアイコンですから、当然なのかもしれません。本人は、お墓の下で驚いているでしょうが。
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