こういうのを見ると、日本の禁煙政策の生ぬるさを痛感させられます。
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2008.10.01 Web posted at: 20:23 JST Updated - CNN
英国で10月1日から、たばこの箱に「喫煙で被害を受けた内臓の写真」が掲載され始めた。手術中の内臓がはっきり見える写真で、赤字で「心疾患の原因となる」と記載されている。
パッケージにたばこの害の記載を義務付けるする方針は、英国政府が昨年、決定していた。内臓への被害を直接的に見せることで、禁煙を促し、医療費の削減に結びつける狙いがある。
掲載される写真は、心臓の開胸手術のほか、男性の首に出来た赤く腫れた腫瘍や、たばこの影響で茶黄色に変色した肺などがある。また、半分が灰になって湾曲したたばこと「勃起不全の原因になります」との警告が併記されたものもある。
保健相によると、これまでに「たばこは殺します」と、シンプルな警告を記載しただけでおも、過去5年間で9万人が、禁煙を目指す人のためのホットラインに連絡してきたと成果を強調。被害を直接的に見せる写真を掲載することで、さらに禁煙を目指す人が増えるとしている。
英国では昨年7月から、公共の場が禁煙となり、昨年1年間で35万人が禁煙したと見られている。また、喫煙可能年齢を16歳から18歳に引き上げるなど、国をあげての禁煙活動を進め、年間8万7000人に達する、たばこ関連の疾患による死者の削減を目指す。
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ちなみにこの記事で紹介されている写真が次の2枚です。
「喫煙は、動脈を詰まらせ、心臓発作と心筋梗塞を引き起こします」
「喫煙は、血流を減らし、勃起不全を引き起こします」
この写真を見ながら吸うタバコの味はどんなものなのでしょう。
日本の厚生労働省も、JTを助けることばかり考えず、こうした措置を真剣に検討し始めるべきときです。
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