うれしいです、この真梨子さんの前向き宣言。
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(語る 人生の贈りもの)高橋真梨子:10 毎日を一生懸命、死ぬまで歌う
朝日新聞 2018年8月3日05時00分
「45周年も通過点でしかありません」と語る=村上健撮影
■歌手・高橋真梨子
歌うことに妥協はしたくありません。いつでも同じ姿勢で、私は音楽と向き合ってきました。
《「このプロ根性が彼女をずっと支えてきた」と夫のヘンリー広瀬は言う。今年はレコードデビュー45周年。新アルバム「Katharsis」を6月に出した》
アルバム制作は毎回バタバタしてしまうので、4年ぶりだし、ゆったりやっていこうと、1年ぐらい前から作り始めました。
ところがどっこい、私が大風邪をひいてしまって、全然レコーディングできなかったんですよ。
今年3月6日、初めてバースデーコンサートをやりました。ファンの皆さんやお友達に囲まれて、とても幸せな時間を過ごした……のは良かったけど、その夜から高熱が出て鼻声に。「この声は誰?」というぐらいに変わっちゃって全然治りませんでした。
結局、最後はバタバタで、いつもと一緒じゃんって。
《コンサートは、8月31日の神奈川・相模大野公演で3千回を迎える予定だ》
旅がだんだんつらくなってきましたけど、私が一番力をもらえるのはコンサート。お客さんの笑顔が私にとって最大の栄養剤です。これからも続けたいと思います。
でも、ここ数年は、体調が良くないのに歌っていていいのか、声が出なくなるんじゃないか、歌手生命が危ぶまれるんじゃないか、という恐怖心と闘っています。
いつかきっと、歌をやめざるを得ないときは来るんでしょうね。未来のことは、どうなるかわかりませんから。
それでも私は、自分から歌をやめたいと思ったことは一度もありません。死ぬまで歌い続けたい。心からそう思います。だから今は、明日のことを一生懸命頑張ろうと考えて、毎日を過ごすことにしています。
今日は今日で一生懸命、明日は明日で一生懸命。次の日になれば、またその日を一生懸命に。
(聞き手・坂本真子=おわり)
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真梨子さんにはずっと唄い続けてほしいです。そして、元気を与え続けてください。
早く『Katharsis』を聴かないといけません。
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