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小林覚九段、47歳にして棋聖戦挑戦者に!

2006年11月03日 07時30分42秒 | 時事放談: 国内編
ゴウ先生、下手の横好きではありますが、囲碁が趣味です。暇になると時々インターネットで碁を打ったりします。

そんなゴウ先生が勝手に師匠呼ばわりさせてもらっているプロ棋士のひとりが、ここで登場する小林覚九段なのです。年齢は2歳しか違いませんが、ゴウ先生にとっては雲の上の人。書かれた本を読み返しては、感心ばかりしています。

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棋聖戦挑戦者は小林九段、10年ぶり登場

 山下敬吾棋聖(28)への挑戦者を決める第31期棋聖戦(読売新聞社主催)の挑戦者決定戦が2日、名古屋市の日本棋院中部総本部で行われ、小林覚九段(47)が挑戦権を獲得した。小林九段は第19期棋聖。棋聖戦七番勝負は第21期以来10年ぶり、4度目の登場となる。

 決定戦はBリーグ優勝の小林九段とAリーグ優勝の羽根直樹九段(30)の対戦。小林九段が序盤から積極的に仕掛け、羽根九段がじっくりと受ける両者の持ち味の出た展開に。最後、中央の折衝が勝負どころとなり、白番の小林九段が黒の大石に厳しく襲いかかり、しのぎ切れないとみた羽根九段が投了した。終局午後6時29分。

 小林九段は長野県松本市出身。第19期から3期連続で趙治勲・現十段と棋聖戦七番勝負で激突、棋聖戦史上に残る戦いを繰り広げた。挑戦者の第19期、4勝2敗で棋聖位を奪取。第20期は3勝4敗で奪い返され、第21期は1勝4敗で敗れた。

 若手の台頭が著しい碁界にあって、第一線で活躍する数少ない40代棋士。手厚く切れ味の鋭い碁風で人気がある。2005年には名人戦七番勝負の挑戦者となった。

 初の連覇を目指す山下棋聖との七番勝負第1局は来年1月17日、北海道旭川市で開幕する。

 小林九段の話「今日は思い切りいこうと決めていた。やりすぎたと思う局面もあり、最後の一手まで勝ちは見えなかった。久しぶりに棋聖戦七番勝負が打てるのはとてもうれしい。これが最後というつもりで臨みたい」

(2006年11月2日19時52分 読売新聞)

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棋聖戦というのは、日本国内の囲碁のタイトル戦の中で賞金も序列も一番高い大会です。すべてのプロ棋士が一番憧れるタイトルだと言ってよいでしょう。

ですから、棋聖戦では挑戦者になるだけでも大変です。決勝で戦った羽根直樹九段は、前棋聖。実力者だけが集まるリーグ戦で勝ち残って、その上でこの決勝で勝たないと挑戦者にもなれないのです。

47歳の覚師匠がなれた。快挙です。拍手です。しかも、脂の乗り切った28歳の山下棋聖に挑戦するのです。面白い戦いにならないはずがありません。

棋聖戦本番は、どちらに転んでも際どい戦いの連続のはず。ファンとしては、固唾を呑んで一局一局楽しませてもらおうと思います。

もちろん、覚師匠を強く応援させてもらうのは言わずもがなです。

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