普段、西武新宿線と地下鉄東西線しか利用しないゴウ先生、昨日ひさびさにJR(山手線と総武線)に乗ったらびっくりしました。
私鉄にはもはやなくなってしまった喫煙スペースが、各駅のプラットフォームにまだあったのです!
想像するに、JR東日本の言い分はこんなところでしょうか。喫煙スペースを確保せずに駅を全面禁煙にして灰皿を撤去してしまうと、違反喫煙のために吸殻ポイ捨てが増え、環境美化が妨げられたり、トラブルが増加してしまう・・・。
しかし、それは誤りです。東京の私鉄各駅での全面禁煙化が実証しています。実施当座は、確かに違反喫煙も見かけました。が、それもいまでは随分減っています。駅もきれいです。
要は、断固とした態度で乗客すべてに駅構内での全面禁煙を守ってもらえればよいだけなのです。
そのJR東日本、東京では実施できない完全禁煙化の動きを長野でやり始めるそうです。
**********
長野新幹線12月10日から全面禁煙
来月10日から、長野と東京を結ぶ新幹線「あさま」が全面禁煙となる。新幹線での全面禁煙は全国で初めてという。JR東日本長野支社は「時代の流れに沿った取り組み」と説明する。「窓の外の景色を見ながら、紫煙をくゆらす」―。そんな旅を楽しんでいた愛煙家にとっては、じっと我慢の時間になりそうだ。(岩尾真宏)
対象となるのは上下線計54本。「あさま」(8両)には、これまで指定席と自由席の計2両の喫煙車両があり、デッキには喫煙スペースがあったが、来月10日からは全面的に禁煙となる。喫煙車両は、灰皿を撤去し、においが染みついたカーテンやシーツの消臭作業を行った上で、禁煙車両に生まれ変わる。
同支社によると、昨年度、JR東日本全体で、たばこに関する意見が約1300件寄せられ、車両の禁煙を求める意見が多数あった。03年に施行された健康増進法の影響で禁煙を求める風潮が強まったことや「長野から東京まで約1時間半と比較的乗車時間が短く、喫煙者の方にも我慢してもらえる時間」も決定の理由となった。
指定席の予約でも、禁煙席の売れ行きのほうが圧倒的にいいという。
全面禁煙を打ち出した後、同支社には「いきなり全面禁煙でなく、段階を追ってやるべきだ」などの意見が数件寄せられたという。
長野駅では禁煙に合わせ、現在ホームに設置している灰皿を撤去。ホームの端に新たに屋内型の喫煙場所を設ける予定で、喫煙者は肩身が狭くなる一方。
喫煙車両から長野駅に降り立った埼玉県朝霞市の会社員高井剛さん(30)は「出張でよく『あさま』を利用してます。愛煙家にとって喫煙できる車両がなくなるのは非常に残念。指定席料金のように料金が多少高くなってもいいから残してほしい」。
でも、全面禁煙後は「我慢して乗ります」。 (11/18)
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この間も、INDECのとあるノン・スモーカー会員から「急に入った出張のために、禁煙ルームを押さえられずに、体調を崩してしまった」という報告を受けました。
彼いわく、いまのホテルでは禁煙ルームから予約が埋まっていくというのです。直前の予約では、喫煙ルームに入れられてしまうというのです。
スモーカーの皆さんには分からないと思います。でも、彼のように、部屋や寝具にしみついた有害化学物質に敏感に反応してしまうノン・スモーカーは実は多いのです。タバコが好き嫌いだとかいう感情の問題ではなく、直接的な健康被害を受けてしまうのです。ゆえに、禁煙ルームが絶対に必要なってくるのです。
部屋がこんな有り様です。タバコを口に咥えていなくても、スモーカーそのものが喫煙ルームになっている場合も少なくありません。
ゴウ先生も、先日、西武新宿線に乗っていたら、隣に来た人の口や服から漂うタバコの臭いに頭痛を覚え、席を変わったほどです。駅の構内は全面禁煙ですから、乗車直前にその人はタバコを吸っていたわけではないでしょうに、この様です。上記の会員の体調悪化が手に取るように分かります。
このように、冬場はタバコの有害化学物質を吸い込みやすいウールやフリース素材の服を身につけているスモーカーは多いものです。
ゴウ先生の隣にいた人の場合、上下フリースのトレーニング・ウエアを着込んでいました。持ち物から判断してアイス・ホッケー選手のようでしたが、すごいスモーカーなのでしょう。隣に立たれただけで、こちらのコメカミがキリキリ痛み出したのです。
同じく、オーバーを着込んだスモーカーが近くに来られても、ガマンできない体調異変を感じる場合がよくあります。タバコを吸わなくても周りの人にこれだけ迷惑をかけ、こんな状態を引き起こすものを20年以上も吸っていたとは・・・、いまでは不思議でなりません。
それゆえ、すべての新幹線が禁煙車両だけで構成されるようになっても、さっきまでタバコを吸っていた人が隣に座られると、その人がヘビー・スモーカーであればあるほど、気分が悪くなる可能性は消えはしないのです。
ですから、スモーカーの人も「我慢して乗」られるかもしれませんが、そういう人の隣にはスモーカーの発する粉塵有害物質に耐えて座っているノン・スモーカーがいるかもしれないことを忘れないで欲しいのです。そのことを知ったうえで、共存共栄のマナーを守ってほしいと願わずにはいられません。
せめて、JR東日本には、ただちに駅の構内を全面禁煙にしてもらい、こうした未必の故意による健康被害を減らすようにしてもらいたいものです。
私鉄にはもはやなくなってしまった喫煙スペースが、各駅のプラットフォームにまだあったのです!
想像するに、JR東日本の言い分はこんなところでしょうか。喫煙スペースを確保せずに駅を全面禁煙にして灰皿を撤去してしまうと、違反喫煙のために吸殻ポイ捨てが増え、環境美化が妨げられたり、トラブルが増加してしまう・・・。
しかし、それは誤りです。東京の私鉄各駅での全面禁煙化が実証しています。実施当座は、確かに違反喫煙も見かけました。が、それもいまでは随分減っています。駅もきれいです。
要は、断固とした態度で乗客すべてに駅構内での全面禁煙を守ってもらえればよいだけなのです。
そのJR東日本、東京では実施できない完全禁煙化の動きを長野でやり始めるそうです。
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長野新幹線12月10日から全面禁煙
来月10日から、長野と東京を結ぶ新幹線「あさま」が全面禁煙となる。新幹線での全面禁煙は全国で初めてという。JR東日本長野支社は「時代の流れに沿った取り組み」と説明する。「窓の外の景色を見ながら、紫煙をくゆらす」―。そんな旅を楽しんでいた愛煙家にとっては、じっと我慢の時間になりそうだ。(岩尾真宏)
対象となるのは上下線計54本。「あさま」(8両)には、これまで指定席と自由席の計2両の喫煙車両があり、デッキには喫煙スペースがあったが、来月10日からは全面的に禁煙となる。喫煙車両は、灰皿を撤去し、においが染みついたカーテンやシーツの消臭作業を行った上で、禁煙車両に生まれ変わる。
同支社によると、昨年度、JR東日本全体で、たばこに関する意見が約1300件寄せられ、車両の禁煙を求める意見が多数あった。03年に施行された健康増進法の影響で禁煙を求める風潮が強まったことや「長野から東京まで約1時間半と比較的乗車時間が短く、喫煙者の方にも我慢してもらえる時間」も決定の理由となった。
指定席の予約でも、禁煙席の売れ行きのほうが圧倒的にいいという。
全面禁煙を打ち出した後、同支社には「いきなり全面禁煙でなく、段階を追ってやるべきだ」などの意見が数件寄せられたという。
長野駅では禁煙に合わせ、現在ホームに設置している灰皿を撤去。ホームの端に新たに屋内型の喫煙場所を設ける予定で、喫煙者は肩身が狭くなる一方。
喫煙車両から長野駅に降り立った埼玉県朝霞市の会社員高井剛さん(30)は「出張でよく『あさま』を利用してます。愛煙家にとって喫煙できる車両がなくなるのは非常に残念。指定席料金のように料金が多少高くなってもいいから残してほしい」。
でも、全面禁煙後は「我慢して乗ります」。 (11/18)
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この間も、INDECのとあるノン・スモーカー会員から「急に入った出張のために、禁煙ルームを押さえられずに、体調を崩してしまった」という報告を受けました。
彼いわく、いまのホテルでは禁煙ルームから予約が埋まっていくというのです。直前の予約では、喫煙ルームに入れられてしまうというのです。
スモーカーの皆さんには分からないと思います。でも、彼のように、部屋や寝具にしみついた有害化学物質に敏感に反応してしまうノン・スモーカーは実は多いのです。タバコが好き嫌いだとかいう感情の問題ではなく、直接的な健康被害を受けてしまうのです。ゆえに、禁煙ルームが絶対に必要なってくるのです。
部屋がこんな有り様です。タバコを口に咥えていなくても、スモーカーそのものが喫煙ルームになっている場合も少なくありません。
ゴウ先生も、先日、西武新宿線に乗っていたら、隣に来た人の口や服から漂うタバコの臭いに頭痛を覚え、席を変わったほどです。駅の構内は全面禁煙ですから、乗車直前にその人はタバコを吸っていたわけではないでしょうに、この様です。上記の会員の体調悪化が手に取るように分かります。
このように、冬場はタバコの有害化学物質を吸い込みやすいウールやフリース素材の服を身につけているスモーカーは多いものです。
ゴウ先生の隣にいた人の場合、上下フリースのトレーニング・ウエアを着込んでいました。持ち物から判断してアイス・ホッケー選手のようでしたが、すごいスモーカーなのでしょう。隣に立たれただけで、こちらのコメカミがキリキリ痛み出したのです。
同じく、オーバーを着込んだスモーカーが近くに来られても、ガマンできない体調異変を感じる場合がよくあります。タバコを吸わなくても周りの人にこれだけ迷惑をかけ、こんな状態を引き起こすものを20年以上も吸っていたとは・・・、いまでは不思議でなりません。
それゆえ、すべての新幹線が禁煙車両だけで構成されるようになっても、さっきまでタバコを吸っていた人が隣に座られると、その人がヘビー・スモーカーであればあるほど、気分が悪くなる可能性は消えはしないのです。
ですから、スモーカーの人も「我慢して乗」られるかもしれませんが、そういう人の隣にはスモーカーの発する粉塵有害物質に耐えて座っているノン・スモーカーがいるかもしれないことを忘れないで欲しいのです。そのことを知ったうえで、共存共栄のマナーを守ってほしいと願わずにはいられません。
せめて、JR東日本には、ただちに駅の構内を全面禁煙にしてもらい、こうした未必の故意による健康被害を減らすようにしてもらいたいものです。
永くタバコを吸われる方は中毒者である
可能性が高いです。言い換えれば病人です。
もともと本人の意志で吸い始めて病気に
なったのですから自業自得かもしれませんが
それを言ったら各成人病や風邪などを含めて
全て本人の健康管理が出来てないという事に
なります。
酒やタバコを買われる方は、非常に多くの
税金を払われていることをご存知ですか?
彼らは立派な納税者です。こういったことを
踏まえて考えてあげて下さいね?
タバコを吸う人が避難されようが、吸わない
私にとっては関係のない話ですが、最近はこのような
自分の視野でしか物事を考えられない身勝手な人が
猛烈な勢いで増えていることには脅威を感じます。