夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

『スター・ウォーズ』、師匠の復習

2005年07月11日 10時38分13秒 | 映画レビュー
とうとう『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』(『SW III』)が日本でも公開されました。ゴウ先生も早く見に行きたい!と大いに興奮しております。

今朝のワイドショーでは、公開初日の新記録を作ってしまったとか。その人気に映画館はさぞや混雑しているのだろうと考えるとうんざりします。しかし、歴史的事件に立ち会う気分で、C3POよりも役に立たない妻と子供たちを連れて、行くつもりです。

そこで心配しているのが、この壮大な叙事詩6作の中でも一番複雑だという『SW III』 を理解できるかどうかなのであります。自慢じゃありませんが、ゴウ先生、オビ・ワン・ケノービという名前を28年かかって覚えたくらいであります。とてもじゃありませんが、細部のキャラクターまで覚え切れません。大体どことどこが闘っているのかもイマイチ分かっていない『SW』恐怖症罹患者がゴウ先生なのです。トホホホホホホ。

しかしながら、怖いものほど見たいもの。これまでの5作のDVDは全部持っておりますし、それぞれ大画面で3回ずつは見ているのであります。INDECの定期上映会ですべての作品を上映してもおります。なのにこのテイタラク。こんなものを創り出したジョージ・ルーカスの頭の中を見てみたくなります。

そこで『SW III』を混雑した映画館でも楽しむために、復讐もとい復習をすることにしました。

スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

このアイテムの詳細を見る


スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

このアイテムの詳細を見る


まずは、『SW I』と『SW II』を見るしかありません。しかし、しかしです。眠りこんでしまうのです。気がついたら、エンディング・クレジットが流れているのです。無数の規則性発見不可能なキャラクター名とストーリーが、ゴウ先生の脳味噌をウニにしてしまう(古い!)のであります。まただ、と自己嫌悪であります。

その間、どんどん子供たちの方が『SW』通になっていきます。これはイカンと思って、試みたのが日本語吹替えで見ることでありました。

英語教師のプライドから大概の英語の映画は原語で見ます。しかし、『SW』は英語の映画ではありません(?)。あれは宇宙語の映画なのです。したがって、あの眠気を誘う訳の分からんキャラクター名を宇宙語だと言い聞かせれば、その宇宙語の一つである日本語で『SW』を見る必然性(?)が出るわけです。

この訳の分からん宇宙語理論を振りかざすと、アナキンやパドメが日本語を話すのが実に自然なのですよ。ジャー・ジャー・ビンクスの日本人が使っている英語をもとにしたという言葉の気色悪さももはや気にはなりません。黙ってストーリーに集中できます。

それでもところどころ眠ってしまいましたが、日本語で見る新鮮さがあれこれ新しい発見をもたらしました。皆さんもDVDをお持ちなら、一度日本語でご覧になることをお薦めします。音もオリジナルと同じくサラウンドEXしますから、迫力は変わりません。原語に日本語字幕で見ていたときには欠落していた情報がいくつも拾えて、『SW』の魅力が再認識できるはずです。

そして日本語で見て、「スター・ウォーズの鉄人」などのホームページで勉強して、それからオリジナルで見ると、『SW』の本質が見えてくるのであります。『SW』を楽しむためのこれぐらいの工夫は、ルーカスも許してくれることでしょう。

でも、予習も必要です。『キネ旬』最新号がスター・ウォーズ特集をしていましたから、買いました。そして、読み始めると、やっぱり眠気が・・・。ゴウ先生、本当に『SW』が好きなのでしょうか。自分でも分からなくて・・・。

ゴウ先生の「シショウの復習」がうまく行ったかどうかは、また今度。

スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

このアイテムの詳細を見る

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 禁煙政策後進国ニッポン | トップ | 二二六事件69年目にあたり »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほどー (MM)
2005-07-26 00:26:51
『SW』が宇宙語の映画であるという、先生のお考えにハッとさせられました。日本語でみても先生のように敏感になっていないので、漠然と観ていました。修行が足りません。
返信する

コメントを投稿

映画レビュー」カテゴリの最新記事