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アメリカの映画館離れが止まらない

2005年12月28日 16時44分21秒 | 映画ニュース
アメリカ国内の映画館離れはとまらないようです。

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ハリウッド映画産業に陰り?=今年は興収で期待外れ (時事通信) - goo ニュース

2005年12月27日 (火) 15:20

【ロサンゼルス26日】巨大ゴリラに芸者、男の子の魔法使いがいてもだめ?─映画「キング・コング」や芸者が主人公の「SAYURI」、人気シリーズ「ハリー・ポッター」をもってしても、米映画興行収入の大幅増にはつながらず、ハリウッドにとって今年は、ここ15年で最も期待外れの年になりそうだ。

平凡なリメーク版や続編が続き、DVDやテレビゲームの人気にも押され、映画の興行収入が減少、ハリウッドの存在自体が深刻な危機に陥っているともささやかれている。

興行成績調査会社によれば、チケットの売り上げは今年11月までで昨年同時期に比べて5%減り映画館に足を運ぶ米国民の数は6.2%落ち込んだ。11月から12月にかけて「キング・コング」や「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」などが封切られたが、この傾向を覆すには至らなかった。

映画産業に詳しいロサンゼルスのエコノミスト、ジャック・カイザー氏は、この業界が深刻な試練に直面していると指摘する。

同氏によれば、興行収入だけでなく、DVDの売り上げも落ちている。主な理由としては、若い男性客に受けない映画や、チケット代、駐車代など映画に行くコスト、映画の封切りからDVD発売までの期間が縮まっていることが挙げられるという。

加えて、ハリウッドは映画制作費の高騰にも悩まされており、コストが抑えられるカナダやオーストラリア、ニュージーランドで撮影するケースが増えている。一部のスタジオは限定的なレイオフに踏み切っているという。

ただ、先の興行成績調査会社の関係者は映画産業の行く末を楽観しており、「ハリー・ポッター」のように「良い映画を作れば観客はまだまだそれを見ようと駆けつける」と話している。〔AFP=時事〕

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動員数が1年間で6.2%落ち込むというのは、厳しい数字です。何せ今年は『スター・ウォーズ』、『バットマン・ビギンズ』、『宇宙戦争』などSF大作が目白押しでしたから。楽観など出来ないのではないかと、素人なりに心配してしまいます。

10年以上もご無沙汰していますので、アメリカの映画館の実情はよく分かりません。が、料金は日本と比べればはるかに安いアメリカ。それでも行かないとすれば、ロー・クォリティの映画館ばかりになっているのかと訝ってしまいます。

とにかく、映画会社が面白い映画を創ってくれることが、映画産業繁栄の大前提です。その点から言うと、個人的には、今年は邦画の方にはるかに感動できる映画が多かった気がします。ともあれ、がんばれハリウッド、と活を入れておきましょう。

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