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中国にものを言えるのは、やっぱりアメリカだけ

2011年01月21日 08時16分08秒 | 時事放談: 中国編

悔しいけれど、これがアメリカの実力。中国にここまでものを言えるのは、アメリカ政府とアメリカメディアだけです。

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米中首脳会談 「国民を冷遇」胡氏に“洗礼”(産経新聞) - goo ニュース

2011年1月21日(金)08:00

 【ワシントン=佐々木類】19日に行われた米中首脳会談は、オバマ米大統領が人権問題を主要議題に取り上げ、中国の民主活動家、劉暁波氏の釈放やチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世との対話を要請した。人権問題に関する踏み込んだ姿勢は、対中強硬派が主要ポストを占める米議会を意識したためとも指摘されている。

 会談後、ホワイトハウスのイーストルーム(東の間)で開かれた共同記者会見は、一般的な同時通訳ではなく、米国人通訳が英語を中国語に、中国人通訳が中国語を英語に訳す逐語通訳方式が採用された。

 「共同会見を嫌がっていた」(米メディア)という中国側の希望で、会見慣れしていない胡氏が回答する時間を稼ぐ狙いもあったとみられる。

 「大統領! 国民を冷遇していることで知られる国とどうしたら協力していけるのか米国民に説明してほしい

 会見の冒頭、AP通信の記者がこう質問すると、会場の一部に陣取った中国人記者団が凍り付き、胡氏の顔も引きつった。報道の自由を掲げる民主国家の“洗礼”だ。

 オバマ氏は、「米国はすべての人々にとって人権が普遍的な権利であることを再確認した」と強調。国賓である胡氏を横目に見ながら、中国が最も嫌がる人権問題でここまで踏み込んだのは異例だ。

 一方の胡氏は、冒頭の人権問題に関する質問に答えなかったことを別の米国人記者から指摘された際、「通訳の技術的な問題で質問が聞こえなかった」と釈明した。

 アジア関係のシンクタンク「プロジェクト2049」のケリー・カリー上級研究員は「胡氏は2年後に国家主席を退くレームダック(死に体)状態で、オバマ氏は再選を目指す立場。会談では、その差が如実に出た」などと語った。

人権に関心集中=米記者団、中国主席とバトル(時事通信) - goo ニュース

2011年1月20日(木)18:03

 【ワシントン時事】19日の米中首脳による共同記者会見では、人権問題に関心が集中した。鋭く詰め寄る米記者団に対し、質問を無視するかのような態度も取った胡錦濤国家主席。人権をめぐる熱いバトルが繰り広げられた。

 「国民を冷遇していることで知られる国とどうしたら協力できるのか米国民に説明してほしい」。AP通信記者はオバマ大統領にそうただした上で胡主席に向き直り、「反論の機会を与えたい。中国の人権状況をどう正当化するのか」と厳しい口調で迫った。

 オバマ大統領の回答が中国語に通訳された後、記者団の視線は胡主席に注がれたが、同主席は沈黙したまま。中国人記者の質問に移ったため、ロイター通信は「胡主席、人権問題の質問に回答せず」と速報を打った。

 次に指名されたブルームバーグ通信記者が胡主席に回答を求めると、同主席は質問部分が通訳されていなかったと釈明。「人権問題では依然として多くの課題がある」と大方の予想以上に率直な答えを返し、記者団を驚かせた。 

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中国がGDPで日本を抜いたことがはっきりとして、もはや日本が中国よりも国際的発言力のない国になったことは揺るがない事実。そんな状態で、領土問題その他において中国からの圧力をかわすには、アメリカを利用するしかありません。そのことを如実に示した、今回の米中首脳会談です。

ところが、日本の民主党政権はアメリカとの関係をこじらせるばかり。稚拙極まりない外交を繰り返すひどさ。ポスト胡錦濤問題も考慮しなければならないのに、どうしたものやら。

米中の国家元首に負けない迫力をもった総理の出現を日本国民は期待しています。


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