最低の国会議員です。こんな輩を抱える自民党も最低です。一日も早く議員辞職してもらいたいものです。
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受動喫煙防止対策の強化策を議論した15日の自民党厚生労働部会で、大西英男衆院議員が「(がん患者は)働かなければいいんだよ」と発言していたことがわかった。大西議員は22日、取材に「がん患者や元がん患者の皆様のお気持ちを傷つけたことをおわび申し上げます」と謝罪した。
部会は非公開。朝日新聞の取材によると、飲食店の客や従業員の受動喫煙をどう防ぐかを議論する流れで、三原じゅん子参院議員が「患者側は店や仕事場を選べない。弱い立場のことをぜひ知ってほしい」などと述べた。それらに対し、「働かなければいいんだよ」というヤジのような発言があった。
大西議員は、発言が自身のものと認めたうえで「私は限定的に小規模飲食店の喫煙を認める考え。『働かなくていいのではないか』というのは、ごくごく少数の喫煙可能の店でのことについてだ。がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」と主張した。発言の撤回はしないという。
この発言を知った、がん患者でつくる全国がん患者団体連合会は18日付で、「がん患者の生活や希望を否定するものとなりかねない」と抗議する文章を公表。同連合会などは22日、屋内を原則禁煙とする受動喫煙対策の徹底を求める会見を厚労省内で開いた。天野慎介・同連合会理事長は「がん治療と職業、生活の両立が政策として実行されてきた中で、逆行につながりかねない危機感をもっている。怒りというよりも悲しい」と話した。
自民党の下村博文幹事長代行は同日、大西議員に厳重注意をした。
大西議員は、昨年3月には「巫女(みこ)さんのくせになんだ」と発言。2014年には衆院総務委員会で女性議員に「まず自分が子どもを産まないとダメ」などと話すなど、失言騒動を繰り返している。
自民“魔の2回生”失言 「がん患者働かなくていい」の大西英男衆院議員 「マスコミ懲らしめる」「巫女さんのくせに」に次いで3度目の謝罪
自民党の“魔の2回生”が、またも失態を演じた。大西英男衆院議員=衆院東京16区、当選2回=が22日、がん患者について「働かなくていい」とした自身の発言について「患者の気持ちを深く傷つけた。おわびする」と謝罪した。
発端は、受動喫煙防止対策を盛り込む健康増進法改正案を議論した15日の党厚生労働部会だった。がん患者に寄り添うよう求めた三原じゅん子参院議員の発言中、大西氏は「働かなくていい」とやじを飛ばした。三原氏は同日のブログで、大西氏の名を出さず「心底怒りで震えた」と記した。
法案は飲食店の扱いが焦点となっており、原則として全店禁煙を目指す厚生労働省案と、小規模飲食店には例外を認めるべきだとの自民党案が対立している。
大西氏は22日、記者団に「『働かなくていい』というのは、ごくごく少数の喫煙可能の店でのことだ」と説明。「がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」とも述べた。
ただ、大西氏は「働かなくていい」との発言の確認には明確に答えず、発言を撤回する考えは「ない」と明言。その一方で「率直に失言だ」とも述べるなど、歯切れの悪い説明に終始した。
大西氏の失言は初めてではない。平成27年6月に「マスコミを懲らしめる」、昨年3月には「巫(み)女(こ)さんのくせになんだ」と発言し、その度に「心より反省する」と謝罪してきた。
下村博文幹事長代行は大西氏に口頭で厳重注意したが、民進党の野田佳彦幹事長は記者会見で「人間失格だ」と痛烈に批判した。
大西氏ら“魔の2回生”に相次ぐ不祥事は、次期衆院選や7月の東京都議選で自民党のマイナス材料となる。二階俊博幹事長は記者会見で「反省させることが大事だ」と不快感をにじませた。(沢田大典)
がん患者たばこヤジ
大西議員、謝罪するも発言撤回せず
毎日新聞 2017年5月22日 19時40分(最終更新 5月22日 19時44分)
受動喫煙対策を議論した自民党厚生労働部会で「(がん患者は)働かなくていい」という趣旨のやじがあった問題衆院議員(東京16区)は22日記者会見し、自らの発言で誤解を与えたことを認め「(がん患者らの)気持ちを傷つけた」として謝罪した。しかし、発言は撤回せず「『喫煙可能の店で無理して働かなくていいのではないか』との趣旨だ」と釈明した。
やじは、15日に開かれた部会で、三原じゅん子参院議員が、職場でたばこの煙に苦しむがん患者の立場を訴えた際に飛んだ。大西氏は会見で「飲食店での従業員の受動喫煙を議論する中での発言で、(広く一般の)がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」と強調した。
一方、がん患者団体や支援団体は22日、会見を開き、大西氏の発言について「政府が治療と仕事の両立を支援する政策を進めている中で、逆行する発言」と批判した。
がんと分かると離職を求められるなど、働きたくても働けない現状もある。全国がん患者団体連合会(東京都世田谷区)の天野慎介理事長は「がん患者の就労はまだまだ厳しい中、危機感を持っている。患者らからも怒りや悲しいという声が寄せられている」と述べた。就労支援に取り組む患者団体は「病気を隠して働く患者も多く、喫煙のある職場環境に声を出せない人もいる」と指摘した。
国は2012年策定の第2期がん対策推進基本計画に基づき、治療と仕事の両立支援を打ち出すとともに、昨年成立した改正がん対策基本法でも、患者が仕事を続けられるよう企業に配慮を求める施策を柱とした。3月にまとまった政府の働き方改革の実行計画でも、治療と仕事の両立を支援するコーディネーターの配置が盛り込まれるなど、支援策の拡充が進められている。
菅義偉官房長官は22日の会見で「がん患者をはじめ病気を抱える方の就労支援は重要」と政府の考え方を説明した。
大西氏は15年に党の勉強会で「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと発言し、党から厳重注意を受けた。昨年3月には「『みこさんのくせになんだ』と思った」との女性蔑視とも受け取られかねない発言で批判を浴び、謝罪するなど失言が問題化している。【山田泰蔵、下桐実雅子】
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がんになっただけで、周囲から白い目で見られます。「かわいそう」と上から目線で見られて、仕事はなしになります。それにおびえて、職場でがんであることを隠している知人を知っています。
そんながん患者を生み出しているのが、喫煙と受動喫煙です。特に、タバコを吸わない人の受動喫煙による喫煙被害は大きく、罪もない人々をがんにしてしまっています。
こうした国民の健康被害を防がねばならないのに、この大西ナニガシのような無能で最低の国会議員が、受動喫煙被害を許し続けようとしています。こんな国会議員はいりません。東京16区の有権者の方々、大西ナニガシの再選を許さないようにお願いします。
タバコを吸う人が減って、日本の空気が少しでもよくなりますように。
がんになっても、ずっと働ける社会に日本がなりますように。
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