モノにこだわる

経済学者ケインズの「アニマル・スピリット」を援用して、「物欲こそが社会を動かす」と考えているゴウ先生であります。

ゆえに、人生を楽しくする道具には目がありません。まあ、お金がないので、ごく限られた予算でそろえるものばかりですが、やはりあれこれ検討すること自体楽しいものです。（そんな素晴らしいモノとの出会いもこれからどんどん書いていきます！）

そして、この26日の水曜日に5年も使っていた時代遅れのPHSを新しいものに換えた時も、前日から携帯も含めた各社のカタログをためすがえす繰り返し読んで検討に検討を重ねたのでした。

その結果、出した結論は、今度もやっぱりPHSで行く！というものでした。

何せ、通称京ぽんと呼ばれるほど人気が出ている実力機種AH-K3001V（京セラ製）がゴウ先生の目的には最高にマッチしていたからです。

まず、080のナンバーなんかまったく魅力を感じません。着うたも着メロもいりません。画質のすばらしいデジカメ機能もいりません。海外で使う予定もまったくありません。

欲しいのは、ケータイ・サイトだけでなくインターネット接続ができて、自分のPCに送られてくるメールが読めること。そして機種・料金ともに安いこと。

その条件に合致するのは、この日本に京ぽんしかありません。決まりです。

でもこの結論を出すのには、ずいぶん苦労しました。なんであんなに携帯電話のカタログは読みにくいんでしょうか。

特に料金表なんか、わざとわかりにくく書いているのではと思うくらい悪意を感じます。こちらとしては、騙されてはアカンと身構えてしまう次第です。

その日本語とは思えない文章と表の連なりに悪戦苦闘しても、やはり京ぽんの優位性を他社の携帯に見つけることはできませんでした。

そしたらば、次は価格ドットコムで最終チェックです。ユーザーの人たちのコメントもしっかり読みました。あの掲示板は実に参考になります。

最低価格が新規で1980円だと分かりました。新大久保にあるショップだとか。フムフムフム。念のため、実際に何ヶ所かのショップを歩いて回ると、一番高いのが地元のショップの4200円。

こうなれば、ポイントカードをもっているさくらやをチェックしてから買うかとなったわけです。何せデータ重視のゴウ先生なものですから。

水曜に新宿のさくらやに行って見ると、敵は定価のまま値札をつけているではありませんか。ムムムと思って、店員を呼んで値段交渉。

「1年契約で使い放題をつけていただくと、3000円で」

おいしい！ポイントカードに1970円分残っているので、差し引き1030円。マル。

そのまま即買い。

そんなわけで、いまはムフフの毎日でありますよ。ケータイというのは、PCと違って入力するのがめんどくさいけど、このブログにも自由に送れる環境ができたのは嬉しい限り。それにこのPHSをPCにつなげばインターネット接続ができるのですから、PCさえあれば、入力の不便さは解消されます。

ともかく、これまでもっていたのが、石器時代の遺物でしたから、一挙に1億年くらい文明が進歩した感じです。えらい、京セラ！

とにかく、欲しいツールは、真剣に探す。京ぽん導入の顛末でした。