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南アの父親アッパレ:スモーカーの息子ふたりに遺産を与えず

2015年03月10日 05時40分46秒 | 離煙ニュース: 海外編

立派な父上です。愚かな息子たちです。タバコぐらい、さっさと縁を切ればよいのに。

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「喫煙を止めなければ遺産はやらない」。父の遺言を本気にしなかった息子、相続できず。(南ア)
Techinsight3月8日(日)13時50分

あるビジネスマンが、遺言書に遺産相続の条件として「喫煙を止めること」と記していた。しかし父親の死後、2人の息子は禁煙することができず、遺産は娘2人のものになったという。

南アフリカ・プレトリアのビジネスマン、ダウィッド・バン・ブーレンさんには息子2人と娘2人がいた。3月4日の現地紙によると、ダウィッドさんが亡き後に発見された手書きの遺言書について、息子が異議を唱えたとのことだ。裁判所で、息子のマリウスさんは「この遺言書はもう一人の息子であるダニエルを追い詰めるためだけのもので、遺言ではない。ダニエルもこの遺言についてはある程度知っていたらしい」と主張している。

ダウィッドさんは生前からダニエルさんの喫煙を止めさせようとしていた。しかし、頑として止めようとしない息子への最終手段として、「タバコを止めないなら娘2人だけに遺産をのこす」と言い始めたのだ。ダニエルさんはそのことをダウィッドさんから再三言われていたが、まったく気にしていなかった。ダウィッドさんが亡くなり遺言書が見つかって、真実であったことを知ったという。

裁判官はダウィッドさんの遺言がこの手書きのものしか発見されていないことから、法的効力を認める判決を下した。結局、喫煙を止められない息子2人は遺産を相続する権利を失ってしまった。

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遺産の額が記されていないのが残念ですが、弁護士を立てた遺書が残されていないというところをみると、それほどの額でもないのかもしれません。

しかし、離煙をうながすために相続させないことを脅しに使ったのですから、決して少ない額でもなさそうです。きっと土地家屋の分があって、それがすべて娘さんふたりに相続されたということなのでしょう。ひょっとすると、場所柄、ダイヤモンドなどの宝石も含まれていた可能性もあります。

ともあれ、身体によいことなどひとつもない喫煙をやめるだけで遺産をもらえたのに、マリウスとダヴィッドは何をしていたのでしょう。馬鹿げたことです。父親の最期の頼みぐらい聞かないと。


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