北朝鮮の暴走に、日本も真剣に準備せよ

北朝鮮が核実験を強行しました。国際社会というよりも、日本への大いなる脅威です。しかも、このような核・ミサイル開発が続くというのは、米国主導の北朝鮮包囲網が機能していないということ。日本は、北朝鮮ならびに北朝鮮同盟国の中国に対する防衛策を真剣に考えるべきときです。

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「中国頼み」圧力策に限界…北包囲網は穴だらけ(読売新聞) - goo ニュース

2013年2月12日（火）14:25

　【ワシントン＝白川義和】北朝鮮が核実験を強行したとみられるのは、米国が主導してきた国際社会による対北朝鮮制裁「包囲網」が抜け穴だらけで、北朝鮮の核・ミサイル開発を阻止できない現実を改めて示した。

　中国が制裁履行に消極的な限り、この状況は変わらない。オバマ米政権は、公海上での北朝鮮関連船舶の監視強化など、対北朝鮮政策の抜本的な見直しを迫られている。

　国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議は、核、ミサイル関連物資を積んだ航空機や船舶の北朝鮮の出入りを禁じている。だが、疑わしい船があって も、船の船籍国の同意がなければ公海上の貨物検査を行えない。監視の緩い中国を経由し、大量破壊兵器関連物資が北朝鮮を出入りしている事例も報告されてい る。北朝鮮が「抜け穴」を通じて取引を続けていることは明白だ。

　オバマ政権は２００９年の北朝鮮の核実験に対する安保理制裁決議の草案で、公海上での北朝鮮関連船舶への強制立ち入り容認を提起した。米艦船によ る公海上での強制貨物検査を視野に入れたものだが、不測の武力衝突を招くとの懸念が他の安保理理事国から指摘され、日の目を見なかった。今後、こうした強 硬策を再び提起する可能性がある。北朝鮮の核、ミサイル開発資金を締め上げるため、安保理決議で北朝鮮の主要銀行との取引禁止を各国に義務づけることも検 討されそうだ。

　オバマ政権は、北朝鮮に最も大きな影響力を持つ中国に圧力強化を求める一方、北朝鮮には「核とミサイル、圧政を放棄すれば、米国をはじめ国際社会 との関係改善の道が開ける」とのメッセージを送り続けてきた。しかし、政権１期目の４年間で北朝鮮の態度に変化はなく、「中国頼み」の圧力策の限界が露呈 している。

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こうなれば、最悪の事態も想定しないといけません。北朝鮮の基地を攻撃することを検討するというのも、よいことでしょう。

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敵基地攻撃能力検討も＝安倍首相(時事通信) - goo ニュース

2013年2月12日（火）21:04

　安倍晋三首相は１２日の衆院予算委員会で、弾道ミサイル発射基地などへの先制攻撃を想定した敵基地攻撃能力の保有に関し「国際情勢はどんどん変化していくから、国民の生命と財産を守るために何をすべきかという観点から常にさまざまな検討を行うべきだ」と述べ、検討に前向きの考えを示した。みんなの党の浅尾慶一郎政調会長への答弁。　

安倍首相、敵基地攻撃「自衛の範囲内」と答弁(読売新聞) - goo ニュース

2013年2月13日（水）01:32

　安倍首相は１２日に行われた衆院予算委員会の集中審議で、北朝鮮の弾道ミサイルに対処するための「敵基地攻撃能力」について、「国民の生命と財産を守るために何をすべきかという観点からは、様々な検討を行っていくべきだ」と述べ、検討の必要性に言及した。

　首相は「他に手段がないと認められるものに限り、敵の誘導弾などの基地を攻撃することは憲法が認める自衛の範囲内に含まれる」と従来の政府見解を踏襲。「敵基地攻撃能力を保有することは現時点では考えていないが、憲法上は許される」とも指摘した。

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検討だけで終わればよいですが、北朝鮮が暴走したらそれを食い止められるのか、政府は日本国民を守ってくれるのか。いささか心もとない限りです。やはり万一の備えは必要です。しっかりとした北朝鮮対策を取ってもらわねば困ります。