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中国公船の接続水域から9日ぶりに退去したのは、米政府が動いたから?

2016年08月12日 06時24分05秒 | 時事放談: 中国編

やっと当たり前の状態になりました。

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中国公船9隻、接続水域からすべて退去 8日ぶり

 沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海に中国公船が侵入を繰り返していた問題で、領海の外側の接続水域にとどまっていた中国公船9隻が、11日朝までに退去した。海上保安庁が発表した。接続水域から中国公船がすべていなくなるのは8日ぶり

 海保によると、中国公船は3日に3隻が接続水域に入って以降、8日には最多の15隻が入り、領海への侵入も28回あった。周辺の海域には一時、中国漁船が約400隻集まっていたが、漁船の数は減ってきているという。

 接続水域内での中国公船の航行をめぐっては、日本外務省が10日まで6日連続で抗議し、退去を求めた。接続水域内の公船がゼロになったことについて、外務省幹部は「今後も状況を見守っていく必要がある」と話している。

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岸田外相が駐日中国大使を呼びつけて抗議をしてもダメだったのが、アメリカが動いたら、さすがに中国も慎重になったようです。

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中国船の領海侵入、米が非難…一段と強い表現で

 【ワシントン=黒見周平】米国務省のトルドー報道部長は10日の記者会見で、中国の公船や漁船が沖縄県・尖閣諸島沖の領海に繰り返し侵入していることについて、「日本の施政権を損なうあらゆる一方的な行為に反対する」と非難した。

 9日は「注意深く状況を監視」との見解を示したが、一段と強い表現を用い、中国をけん制した。

 中国は尖閣諸島周辺で公船による漁船への立ち入り検査などを行い、自国の施政権をアピールしているとみられる。トルドー氏の発言は米政府として、中国の行為は認めないとの立場を明確にしたものだ。

尖閣諸島
中国公船航行に「米国は反対」と懸念表明

毎日新聞 2016年8月11日 19時10分(最終更新 8月11日 19時36分)

米国務省のトルドー報道部長

 【ワシントン西田進一郎】米国務省のトルドー報道部長は10日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島周辺で中国公船が航行していることについて「尖閣諸島に対する日本の施政権を傷つけようとするいかなる一方的行動についても米国は反対する」と懸念を表明した。9日の記者会見に比べて中国の行動に対する反対姿勢を明確に示し、中国側をけん制した。

 トルドー氏は「引き続き尖閣諸島周辺の状況を注視し、同盟国としての日本と緊密に連絡を取り合っている」と説明。尖閣諸島は1972年の沖縄返還以来日本の施政権下にあり、米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象であることを重ねて強調した。

 また、ベトナムが南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島に移動式ロケット発射台を配備したとの報道について、緊張を高める行動を避ける▽信頼構築のための実質的な歩みを進める▽紛争の平和的で外交的な解決を見いだすよう一層努力する−−ことを南シナ海の全当事者に求め続けると指摘した。

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中国の横暴な態度を修正するには、アメリカの力を借りるしかないということには、ちょっと情けない気もします。ですが、現状では仕方ありますまい。とにかく、アメリカと協力して、東シナ海における中国の覇権行動を許さないようにすべきです。

とはいえ、今回のことはこれからも続くはず。特に、8月15日は、その危険性がもっとも高そうです。

万が一の場合には、日本が海上自衛隊まで出して対応するのかどうか。中国側は、安倍政権の動向をうかがっています。毅然たる態度で、中国になめられないように対応してもらいたいものです。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-08-12 12:35:45
漁船沈没の影響ではないでしょうか?
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