忸怩たる思いがあることでしょうが、仕方ありません。それにしても、この人も、小池百合子都知事と同じく、働き者です。
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稲田防衛相、終戦の日の靖国参拝を見送り ジブチの自衛隊を視察
歴史問題で強硬な発言を繰り返してきた稲田氏の言動に中国や韓国は警戒しており、終戦の日の15日に靖国神社を参拝するかどうかが注目されていた。
防衛省によると、稲田防衛相は13日に日本を出発。15日にジブチを訪問し、アフリカ東部ソマリア沖のアデン湾で海賊対処行動に従事する自衛隊の部隊を視察する。
稲田氏は行政改革担当相時代を含め、毎年8月15日に靖国神社を参拝してきた。今月3日に発足した第3次安倍再改造内閣で防衛相として入閣すると、記者団から参拝の可能性について再三問われたが、「心の問題」として明確な回答を避けていた。一方で、「安倍内閣の一員として適切に判断する」とも述べていた。
(久保信博、石田仁志)
稲田朋美防衛相は今月13〜16日の日程で、自衛隊の拠点があるアフリカ東部のジブチを訪問する。防衛省が12日発表した。稲田氏は毎年、終戦記念日の15日に靖国神社を参拝してきたが、外遊の予定を入れて15日の参拝を見送ることで、中国や韓国の反発を避ける狙いもあるとみられる。
稲田氏は衆院議員に初当選した翌年の2006年以来、毎年、15日に靖国神社を参拝しており、対応が注目されていた。
稲田氏は12日、就任後初めて石川県の航空自衛隊小松基地を視察し、隊員に訓示。次の視察先となるジブチについて、記者団に対し、「海賊対策で非常に困難な任務に携わっている第一線だ」と、訪問の意義を強調した。靖国神社の参拝については「靖国の問題は心の問題で安倍内閣の一員として適切に判断したい」と述べるにとどめた。(安倍龍太郎)
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就任直後の猛ダッシュは、小池都知事だけの専売特許かと思っていたら、稲田朋美防衛相もなかなかのものです。昨日は小松に飛んで空自隊員を激励し、今日からはジブチに向かいます。こういう働き者の政治家ばかりなら、日本はもっとよくなります。
たとえそれで靖国参拝を阻止された悔しさを紛らわすとしても、この仕事ぶりにはだれも文句はいいますまい。
難しい外交局面ですから、15日の靖国参拝を我慢せねばならない状況もわからないではありません。ですが、残念は残念。中国からの内政干渉を許してきた過去の自民党政権のツケが回ってきた結果です。その意味では、防衛相はかわいそうともいえます。
とはいえ、首相の座を狙う人ならば、堂々と靖国参拝ができるように、これから先、内外の状況を整備していってもらえればと願う次第です。
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