ケリー米国務長官の自転車転倒事故に、オバマ外交の弱さを見る

オバマ政権の弱腰外交、脇の甘さを象徴するような、愚かな事故です。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ケリー米国務長官、自転車走行中にけが　右大腿骨を骨折
朝日新聞　2015年5月31日22時36分

　ケリー米国務長官（７１）が３１日朝（日本時間同日夕）、フランス東部を自転車で走行中にけがをし、病院に搬送された。スイス・ジュネーブの米国代表部が国務省報道官の声明として同日発表した。右大腿（だいだい）骨骨折の重傷だが、意識はあるという。ＡＦＰ通信は、国務省関係者の話として「縁石にぶつかった後に転倒した」と伝えた。ケリー氏はイランの核問題について同国と協議するため、２９日からジュネーブを訪れていた。

　発表によると、ケリー氏がけがをしたのは、ジュネーブの南東約４０キロの仏東部シオンジエ付近。現場で救急措置を受け、ヘリでジュネーブ大学病院に搬送された。外遊を中断して米ボストンに戻り、マサチューセッツ総合病院の主治医の診断を受けるという。

　ケリー氏は「自転車好き」「散歩好き」で知られる。今年３月から４月初めにイラン核協議でスイス・ローザンヌに滞在した際にも、競技用自転車で周囲を走ったり、突如散歩に出て五輪博物館を訪れたりする様子が目撃されている。（ジュネーブ＝松尾一郎）

ケリー国務長官、外遊先でサイクリング中に大けが
TBS　6月01日10:58

　アメリカのケリー国務長官が、外遊先でサイクリング中に転倒し大けがをしました。

　アメリカ国務省などによりますと、ケリー長官は３１日朝、外遊の合間をぬって、フランス東部の山岳道路でサイクリングを楽しんでいたところ、カーブで転倒し、スイス・ジュネーブの病院にヘリコプターで搬送されました。大腿骨を折る大けがですが、命に別状はないということです。

　ジュネーブでイランの外相と会談した後に起きた事故で、ケリー長官は、この後、スペイン訪問に続いて、６月２日からフランスのパリで過激派組織「イスラム国」への対応をめぐる有志連合諸国との協議に臨む予定でしたが、全てキャンセルし、地元ボストンに戻るということです。

　ケリー長官はサイクリングが趣味で、地元メディアによりますと、事故が起きた山岳道路は自転車レース「ツール・ド・フランス」のコースだとということです。

米国務長官 自転車で大けが 外交日程に影響も
NHK　6月1日 4時58分

アメリカのケリー国務長官は、スイスを訪問中に乗っていた自転車で転倒し、右足を骨折する大けがをしたため、出席を予定していた過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートの対策を協議する国際会議への出席の中止を決めるなど、今後の外交日程に影響が出る事態になりました。

アメリカ国務省の声明によりますと、ケリー国務長官は、イランの核開発問題の解決を目指す交渉でザリーフ外相と会談するためスイスのジュネーブを訪問中の３１日朝、自転車に乗って隣国のフランス国内に入ったところで転倒し、右足の大たい骨を折る大けがをしたということです。事故当時、ケリー長官には医師が同行していて、ケリー長官はヘリコプターで病院に運ばれ緊急の手術を受けたということです。

ケリー長官は命に別状はなく、容体も安定しているということですが、急きょアメリカに帰国し、ボストンの病院で治療を受けることになりました。

このため、先月３１日からスペインのマドリードを訪れラホイ首相らと会談する予定や、今月２日にフランスのパリでＩＳの対策を協議する国際会議への出席の中止を決めるなど、今後の外交日程に影響が出る事態になりました。

ただ、アメリカ国務省は、パリでのＩＳ対策の国際会議について「遠隔地からでも参加する」と、ケリー長官が何らかの形で参加すると説明しています。
ケリー長官は、外遊先でも趣味の自転車を楽しむ姿がたびたび伝えられていました。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

71歳にもなって、こんな大事故を起こして、世界の外交に悪影響を与える。どうして少しぐらい自重ができないのでしょう。失望の極みです。ジョン・ケリーという老人は、とても国務長官たる資格のない人物です。

中国が台頭してきて、弱いアメリカが喧伝されているときに、どうして国務長官がこんな事故を起こしてしまうのか。しかも、自ら引き起こした転倒事故。情けなさ過ぎます。いまのオバマ政権を象徴しているといってもおかしくありません。

こんな状態だから、アメリカは中国やISからなめられるのです。即刻、オバマ大統領は国務長官の更迭をして、強いアメリカを取り戻す努力をすべきです。