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汚職天国、中国

2006年03月14日 09時20分55秒 | 時事放談: 中国編
有史以来、民主選挙が一度も行われていない中国。その国会にあたる全人代がどれだけのものなのか、世界中の誰もが疑いの目を向けるのが真実です。

しかし、今回の全人代、役人の汚職に関して恐るべき結果が報告されました。まともな統計が出ない国としても有名な中国ですから、これが氷山の一角の数字だとすると背筋も凍る思いです。

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中国の汚職 4万人超 昨年 不正総額6割増 全人代報告 (西日本新聞) - goo ニュース

2006年 3月12日 (日) 02:05

 【北京11日傍示文昭】中国最高人民検察院(最高検)の賈春旺検察長は十一日、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)で昨年一年間の活動報告を行い、収賄や横領などの汚職事件で逮捕した国家公務員は四万千四百四十七人(前年比5・3%減)、起訴人数は三万二百五人(同1・9%減)だったことを明らかにした。収賄や横領の総額は七十四億元(約千百十億円)に達し、前年の四十五億六千元から六割以上も増加した。

 報告によると、収賄額十万元以上、横領額百万元以上の事件で逮捕されたのは計八千四百九十人。閣僚・省長級の逮捕者は前年十一人から八人に減ったが、局長級は百九十六人に上った。

 汚職発覚を恐れて国外へ逃亡する公務員も増え、逃亡先での逮捕者は前年比14・5%増の七百三人だった。

 国有財産を横領したとして摘発された国有企業の職員は九千百十七人。金融、教育、医療、電力など公共性の高い分野で立件された職員も七千八百五人に上った。

 一方、中国最高人民法院(最高裁)の肖揚院長の報告によると、全国の裁判所が昨年出した一審判決(二審制)の総数は、前年比6・2%増の六十八万三千九百九十七件。うち汚職公務員に対する判決は二万四千二百七十七件だった。

 また、住民らが最高裁に行った直訴は、前年とほぼ同数の十四万七千四百四十九件、各地方裁判所への直訴は三百九十九万五千二百四十四件(前年比5・3%減)だった。このうち判決への不満など訴訟関係の直訴は全体の一割強しかなく、依然として公務員の不正や職権乱用などに対する不満が多数を占めた。

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汚職国家、中国の実態が垣間見られる報告です。日本もあまり偉そうなことは言えませんが、悪事もスケールが違います。

このような役人の不正が、中国の国内不安を高めることになっています。その結果、人民の不満が共産党政府に向かう結果となっているのです。そして、人民の目をそらせるために、日本に向けての異常な反日外交が使われてもいます。その現実を忘れてはいけないのです。

中国の国内情勢、決して目を離してはなりません。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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規模が違います (M)
2006-03-15 02:06:41
汚職がはびこるほど、どこかでバランスをとろうと反日感情をあおりたてるのでしょうか。それにしてもスケールが違います。ただ、公務員の数も中国は膨大でしょうが。とはいえ、汚職によって民衆の不満がたまっていくことは確かですが。
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