マイ・レストレス・ハーツ/My Restless Heart

トウキョウの東をさまよい続ける【左一白】の備忘録

秋も、勝利も、すぐ近く

2011年09月18日 20時57分25秒 | 一口馬主

競馬から帰り、ふと空を見上げるといわし雲が出ていました。まだ暑いけど、季節はそろそろなのかもね。

 

《愛馬の結果~その28R》

ウインバンディエラ:9月18日 中山9R/初風特別(3歳以上1000万下・芝1200m)
結果4着


中山9R・初風特別(3歳以上1000万下・芝1200m)単勝3番人気 620円 4着 1分07秒9 上がり33秒3 マイナス6kg 462kg

安藤勝己騎手 状態は北海道で乗っていたときと変わらないですし、使っていっても安定して好調をキープできるのはバンディエラのよさのひとつです。ですが、レースも変わらずあと一歩というところがもどかしいですね。この競馬を続けていけば「勝てる」という気持ちに揺るぎはないのですが…。周りを気にするところがある分、きょうは外に出した時に馬が逃げ気味になってしまいました。その分、スピードに乗り切るまでに時間を要してしまいましたから、振り返ればそこが残念です。それでもこの速い決着の中、よく追い込んで来ていますし、他馬が苦しくなる坂のところでもうひと伸びができたのもいい点でした。もう少し時計が掛かってくれるか、前が止まる展開になれば差し切れるはずですし、いつもこう思うのですがチャンスは近いです。

松山康久調教師 きょうは勝った馬が強かったですが、よく追い込んでいるんです。おそらく上がりのタイムは一番でしょう。欲をいえば、真ん中より外の枠が欲しかったですね。ですが、今は本当に充実していて、カイバもよく食べるし、回復もすこぶる早い。ちょっと周りを気にするところがある分、勝利までもう少しとなってしまうところはありますが、モタれるところもなくなっていますし、しっかりと成長していい馬になっています。この後についてはトレセンに戻り、状態をチェックして決めていきますが、今のバンディエラなら左回りも恐れることはないと思っています。

及川の目 マイナス6kgも細くは映りませんし、落ち着きがあり、いい状態をキープして臨めていると感じました。好スタートを切りますが、2ハロン目から10秒4-10秒8のラップですから、後方追走となりますが、リズムは悪くなく、マイポジションからというレースだったと思います。周りを気にするところと、ブレーキを掛けたくないということから思い切って外に持ち出しましたが、勢いに乗ってからの脚は目を見張るものでした。器用な脚を使えない分、直線に向いたときに前との差が開きすぎてしまい、追い込み切れずにまたしてもの4着でしたが、外を回りながらも上がり3ハロンはトップタイムの33秒3をマークしていますし、走破タイムも1分7秒台に乗せて来たのですから、よく頑張って走っていると思います。今回も「展開」に負けた形ですが、松山康調教師がおっしゃるように、充実期にあることは間違いないでしょうし、次走こそ展開が向いてくれることを願いたいです。


今回も惜敗なわけですが、あれだけの脚を使ってくれると不思議と不満もないのですよねぇ。


いつも言うことですが、あと一歩なわけです。その一歩が(人生と同じで)恐ろしいほど遠いというか。ただ、これだけ競馬を使ってもへこたれないというのは高い能力の一つだと思うし、これからもその能力を維持してくれればきっと活路が見えてくると思います。次の府中でズバッと決めてくれるはず!