今日みなさんと作った「イラストノート」の表紙です。
あなたのオリジナルのーとです、大事にお使いください。
12月 1日
おおひらサークルのみなさんお疲れさま。
みなさんの表紙にする「原稿をメールで送る」作業大変でした。
そう、如何にメールを使っているのかが試されました。
と同時に、ファイルの中にある一部の原稿を抜き出す作業も同じです。
普段、USBで移せば簡単なようですがそうではありません。
参考までにもう一度振り返ってみましょう。
① パソコン内のイラストのフォルダーから目的のあるファイルを呼び出す。
② その中の目的のページを見つける。そのページをコピーする
③ 新しくファイルを呼び出す。(ファイル名は文書1.docx)
④ 新しいファイルにコピーしたページを貼り付ける。
⑤ 名前を付けて保存する。(そのまま保存した人が多いため、ダメです)
※(○○○○。docx・・・保存する時、97-2003形式に変える)
⑥ ネットをつないで、メールに講師宛に⑤のファイルを添付して送信する
※(講師宛と同時に自分宛にも指定すれば受信できるのでお勧めします)
①~⑥までが一連の作業となりますね。
さて、ここでみなさんにお尋ねします。
普段このような作業に慣れていない様子でした。
文書の一部をコピーして別な文章へ貼り付けることが大変だったことです。
図形を描くファイルでは特に97-2003形式を忘れています。
(みなさんのWordの設定は新しい形式なので図形は特別だからです)
昨日メールでお願いしたことがすぐには出来ませんでした。
ノートの出来映えがいまいちなってしまいました。
パソコンはいろいろ出来ます。
実際にやらないと本当にできるかどうか分かりません。
今日の経験はWordが使えるはずなのに・・・・まだまだ・・・?
それは私がいつも口癖のように言う「知っているだけの学習」だったからです。
「分かった、出来る」ではなく、「やり方を教わっているから出来るはず・・・」
私の教える目的は「使える、役に立つ、実力をつけてほしい」なのです。
これは我々指導する側にも責任があります。
それは教えて、本当に出来るようになったか?です。
・ファイル形式や、ファイル間の文字、表、図形を移動やコピー出来るか?
・メールの添付の方法、送信の確認方法など出来るか?
単に文章を体裁よくできれば由では初級にすぎません。
文字が打てて、文章や表が入って作るだけにすぎません。
初級以上のことを教えるならば応用の利く処まで教えるべきでしょう。
それを教えたならば、出来るかどうかを実際に体験させて評価すべきでしょう。
「教えたのに出来ないのは覚えが悪いからだ」などと言う指導者はいないでしょう。
「教えた、身についた」が教えた結果であり、評価なのです。
パソコン使えると言う評価は、今後応用のできる使い方が求められます。
「知るための学習」ではなく、「使えるための学習」が必要なのです。
常連の受講生で、パソコンを学ぶではなく暇な時間を過ごす方もいるようです。
私の地元でもいますが卒業してもらいます。
同じことを何度も繰り返すのではなく2年もやれば十分でしょう。
ネットを中心に毎月3回テーマを変えてやっています。
役に立てない使わないパソコンを教えるほどこちらも暇ではありません。
やりたいことをお手伝いするのが我々の価値があるのですから・・・。
教えることが目的ではなく、使えるようになることが我々の目的ですから。
そのために内容が厳しく教え、実践しそれに応えてこそ実力がつきます。
お互い、講師も受講生ももっと厳しくてもいいのではないでしょうか?
「パソコン使う」って大変高度な技術だと思います。
どうしても「教える側」「教わる側」になってしまうでしょう。
私は多聞それがいやで、「教えるから真剣にやろうよ」と呼びかけています。
教える側の遠慮がレベルを下げてはボランティアになりません。
多くの方が「ほどほどに・・・」と言うのでしょうが・・・。
それでは街中の パソコン教室と同じです。
こんな便利な道具はありません。
使いこなすのは私であり、貴方なのです。
夢と希望を叶えてくれる、それがパソコンだと思います。
今、現代のパソコンは10~20%の能力しか使っていないと思います。
ほんの入り口で「WordやExcelが出来ればパソコン使える」と騒いでいます。
「ネットを使って50~60%も活躍しているよ!」
そう言いたいですね。
それって理想でしょうか?