1月 6日
これを使って「PCあそぼう会」のイラストを学習します。
このマシンに入れる資料を整理中です。
「PCあそぼう会」のblogのアップされた写真を整理したら600点ほどあった。
イラストだけでなく写真もその時々の情報もある。
いくらでも活用できるが卒業すると原稿の入手が難しい。
誰かがこのクラブの支援をしてくれれば助かるのですが・・・。
今日は自宅のDiskTopマシンの話です。
ドキュメントに雑多なフォルダが溜まったので3TBのHDDへバックアップ。
その中に懐かしい「The自動車」と言うNHKドキュメントがあり見入ってしまった。
見ながらYouTubeで「電子立国、日本」や「新電子立国」を探した。
10年以上も前のNHKのドキメンタリーがありこれにも見入ってしまった。
ドキュメントを見てアメリカと日本の違いを考え方や行動力や技術力の差を感じます。
と同時に、日本人の優れた技術開発への取組の素晴らしさも伝わっています。
差の違いは資源のある国と資源の乏しい日本の立場の違いから生じるようです。
アメリカには資源があり、技術・研究・組織力などの優秀な条件が揃っています。
日本はそれらが欠けていますが、新技術などに対する探究心と優秀な研究者がいます。
戦後はアメリカ欧州の技術を貪欲に吸収して技術大国になったと伝えています。
と、同時にアメリカの経済の栄枯衰退の歴史が日本にも当てはまるかのようでした。
アメリカ自動車産業の栄光と衰退が日本も同じ道を歩むかのようです。
今日は難しい話になってしまいました。
最近耳にする「品質改ざん」がよい例です。
アメリカの品質は、〇%以内の契約条項があれば不良が出ても〇%以内ならOKです。
日本の自動車メーカーではそれに関係なく際限なく0個保証を求められます。
PPM単位(100万個分の1)の要求なのです。
特に問題となっている鉄鋼品質では製造単位がt単位(トン)です。
規格外となれば再度溶解して生産する必要があります。
見た目にはわかりませんし、確認すべき計測機器など末端の企業では持っていません。
そこに目を付けた製造元が特栽(規格外を特別に採用する)を悪用したわけです。
企業の中に反社会的行為を犯さぬようなコンプライアンスがあります。
それを知っても訴えることは日本の企業の中では自殺行為となります。
何故なら、従業員のほとんどが暗黙の了解のもとに行動しているからです。
真面目に仕事に取り組んでいる人にはつらい現実があるのです。
守っているふり、やっているふり、それが現実なのです。
信用を逆手にとって「判らなければよし」は日本の体質なのでしょうね。
「多聞、何処でもやっている」と誰でも思っていることです。
裁判所も警察も、行政も結局は国の方針には逆らえないのでしょう。
原発事故の災害とて同じです。
いつの間にか原発は安全になり審査基準が甘くなり許可されてしまうでしょう。
「原子力は絶対安全だと、ウソをつかれていた」と言う元総理の発言があります。
きっとその道の専門家たちが口をそろえて安全と言ってのでしょう。
利害の生ずる企業、地元、国の中枢は真から信用できないのです。
使用済み核燃料の処分の手段がないまま原子力は動いていたのですから・・・。
その廃棄に2万年とも言われて原子の寿命を誰が責任とれるのでしょうか?
これらは再び裏の世界で、密室で決められ、安全でなくても動き出すのです。
これは日本だけでなく諸外国も同じです。
この「The自動車」や「電子立国・日本」も10年以上、前のものです。
時代を見るとその時々はみな必死で生活のために頑張っていることを感じました。
強烈なインパクトのある画面に自分を重ねてみると懐かしい場面ばかりでした。
今でもこんな古いドキュメントを見ることができることにビックリでした。