ヒルネボウ

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『冬のソナタ』を読む 「愛しているから」(上p233~249)

2024-04-11 23:56:04 | 評論

  『冬のソナタ』を読む

   「愛しているから」(上p233~249)

4 告白

言葉は自分の気持ちを表現する道具ではない。もしそうであれば、人は嘘をつけない。

あらゆる道具は、それを用いた本人の気持ちを変えてしまう。だから、自分のついた嘘に自分が騙されてしまうこともある。

ミニョンは、自分の心がそのまま声となり、ユジンに気持ちを伝えていることに驚いた。

(上p249)

言葉にすることで、ミニョンは自分の気持ちを知った。

でも、ミニョンの心は、本当に彼の心なのか? 

(終)


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