自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

モントリオール・エクスポズ キャップ

2017-05-31 00:05:00 | ベースボールキャップ
モントリオール・エクスポズ キャップ

1992年からワシントンに移転するまでの2004年に使用されたタイプ

球団創立の1969年から1991年までは、まるで「怪物くん」が被っているかのような3色帽…

よく、これが20年以上も採用されたものだ(苦笑)

参考:怪物くんキャップ(笑)



1989年頃からMLBに興味を持ち初めたが、当時はインターネットもなく、TV中継もなく、ほぼ唯一の情報源が「週刊ベースボール」だけ。あまり成績が芳しくなかったモントリオール・エクスポズの情報も殆ど皆無に近く、3色帽は存在だけは知っているぐらいのレベル。故に私の中ではモントリオール・エクスポズのキャップと言えば1992年から使用されたクラウン・ブリム共にブルーのキャップである。


ロゴは丸みをおび、カワイイ雰囲気でお世辞にもカッコいいとは思えない。おまけにクラウンのフロントパネルがブルーに変わったことで「M」にホワイトのアウトラインが追加されくどいかも。

丸みをおびて可愛いデザインで好感は持てなかった「M」のロゴだが…よーく見ると赤字は「e」、青字は「b」、全体で「M」となる。「e」はexpos、「b」はbaseball、「M」はMontrealを意味し、更にフランスのトリコロールカラーである赤青白で構成されているという話を聞いた途端、考え抜かれてデザインされたこのロゴに対し、急に愛着がわいてきた。

という訳で1996年、短期留学で滞在していたカナダで購入。20年以上も前も購入したものなので現在のニューエラキャップと比べると細部に違いが少々ある。

最近購入したニューヨーク・ヤンキースのキャップと比べて見ると…

左右ともに上が1996年購入のエキスポズ。下が2017年購入のヤンキース(2016年製)
左の「ニューエラ」のロゴ。上のエキスポズのニューエラロゴは1996年まで使用されていた赤字の旧ロゴになっている。
右のMLBバットマンロゴ。下のヤンキースのバットマンロゴは立体的になっているのがわかる。
素材も昔はウール100%だったのが、現行品はポリエステル100%。

フロントパネルに刺繍されているチームロゴも現行品は立体的になっている等、時代の流れとともにキャップも変化しているのがわかる。

左:#17 フェリペ・アルー監督(MTL)/右:#11 ジム・フレゴシ監督(TOR)

カナダの球団が相見まえるインターリーグでの風景。

MLBはアメリカだけじゃないんだ!いつの日か再びカナダの球団がモントリオールに復活し、バンクーバー等の都市にも新球団が発足し、カナダの球団同士が対戦し、上記のような風景が戻ってくることを節に願う。

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