2004年、プロ野球再編問題で球団が事実上消滅してしまった「大阪近鉄バファローズ」。多くの野球ファン、そして当事者である大阪近鉄バファローズ関係者、ファンの悲しみは計り知れないものがあったはず。
私も大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併は断固反対の立場で微力ながら署名活動に参加した。しかし、両球団の合併に伴い新球団を創立するという話を聞いてから合併反対の立場から急にトーンダウンした。
私は以前、地元チームが消滅するという憂き目に遭っていたにも関わらず、大阪近鉄バファローズ存続活動から新球団を含めて12球団維持なら、合併もやむを得ないという方向へシフトしてしまった。何が何でも「大阪近鉄バファローズ」の存続を求めたのではなく12球団制を維持することが最終目的だったに過ぎなかったのだ。当事者の悲壮感・虚無感というものが共有できていなかった。これは大阪近鉄バファローズ関係者、ファンに対し裏切り行為だったと今でも後悔している。
さて、私が地元チーム消滅という事態に直面したのはバンクーバー在住時。NBAに所属する「バンクーバー・グリズリーズ」が2001年にメンフィスに移転してしまった。そう、正確には移転のため「グリズリーズ」は消滅したわけではないが、もうバンクーバーのチームではないと言う時点でほぼ消滅と同様のニュアンスであり、虚無感が拭えなかった。
恐らく、この感覚は福岡から所沢に移転してしまった「ライオンズ」のファン、大阪から福岡に移転してしまった「ホークス」のファンと同じような空虚感だったと思えた…。
さて、その「バンクーバー・グリズリーズ」。
とにかく弱かった!(笑)
#10 マイク・ビビー
#3 シャリーフ・アブドゥル=ラヒーム
#50 ブライアント・リーヴス
バンクーバーに居を構えた6年間の通算成績は101勝359敗。勝率は.220。単純に5回に1回しか勝てない計算になる。これはNBA史上最悪の成績だそうだ。移転の際は「ありがとう、今までになかったぐらい最悪のチーム」といったボードが掲げられるぐらいだったし…
NBA過去最悪10チームの中で1997年のバンクーバー・グリズリーズが9位にノミネートされている(1分16秒あたりから)
さらに選手の給料等支出はアメリカ・ドルなのに、収入は当時米ドルに対し約3/4の価値しかなかったカナダ・ドル。で、この低成績で人気が出ない→客は入らない→収入が増えないの悪循環。正直、メンフィス移転は仕方なかったとも思えるが、地元チーム流出は相当ショックだった。頭では理解できている、でも理性はコントロールできない状態だった。
また、バンクーバーという街はスポーツに関して言えばNHLのカナックスが中心に添えられていてグリズリーズに興味を持つ人は、それに比べ極端に少なかった。それも移転の原因の一つだったかもしれない。
グリズリーズの試合観戦のため、私も数十回とGMプレイスに足を運んだが勝った試合を見たのは僅か1回のみ!通算勝率は2割だが、私が観戦した試合に関しては勝率1割以下だった。そうか、私がグリズリーズの疫病神だったのか!(苦笑)
でも、人気のない対戦相手だと5ドル(約350~400円)で入場できて、NBAをそれだけ安価で観戦できたのは大きな魅力であった。(過去存在したbjリーグや現在運営中のBリーグでは、当然そんな安価で観戦なんかできないしねぇ)
そんなこんなでバンクーバーを去ることになったグリズリーズ。で、私が今最も後悔していることが手元にグリズリーズグッズがない!デザインがダサいからといって買い控えしなければよかった…
唯一あるのがマグネットぐらいか…
上段左より「バンクーバー・グリズリーズ【NBA】」「バンクーバー・カナックス【NHL】」
中断左より「エドモントン・オイラーズ【NHL】」「モントリオール・カナディアンズ【NHL】」「オタワ・セネターズ【NHL】」
下段左寄り「オークランド・アスレチックス【MLB】」「モントリオール・エクスポズ【MLB】」
1歳の娘がかじりまくるので「バンクーバー・カナックス」「エドモントン・オイラーズ」「モントリオール・カナディアンズ」「オタワ・セネターズ」は塗装がはげてもうた…娘めぇ~(苦笑)
さて、グリズリーズがバンクーバーを去ってから、NBAは全く観戦しなくなった。
日本に戻ってからも、しばらくはバスケットボールを見ることはなかったが、仕事で関わることになった「2006年バスケットボール世界選手権」の開催がきっかけとなり、当時居住していた東京に本拠地を構えるbjリーグ・東京アパッチ戦を観戦するようになった。
Go!アパッチ Go! 大好きだったなぁ、東京アパッチ
が、東日本大震災の余波でチームが消滅…。また観戦する機会が途絶えた。でも、Bリーグになってからはbjリーグと異なりプレイオフはTV感染できるようになったので、バンクーバー・グリズリーズに熱を上げていたときほどではないにしろ、少しづつバスケットボールを見る機会が増えてきた。栃木が初代チャンピオンに輝いたプレーオフ、面白かった!現在住んでいる千葉にはホームチームがある!地元:千葉ジェッツの試合を見に船橋アリーナに今年こそ足を伸ばしてみよう!
※ちなみに昨年、メチャ近所のキッコーマンアリーナで、NBLの日立サンロッカーズ東京がスポットで対西宮ストークス戦を開催していたが…どちらも地元チームじゃなかったから積極的に行く気にならなかったんだよねぇ…
大学時代にちょっとだけスリーオンスリーをしていた時期はあるが、基本的にはバスケットボールとはあまり接点がなかったオレが多少なりとも、そこそこ関心があるのは、マンガ「SLAM DUNK」の影響なんだろうなぁ~。この前、息子がよく行っている児童館の図書室で久しぶりにSLAM DUNKを読んだが…面白かった!ホント偉大な作品だったと再認識。
※その他グッズはこちら
私も大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併は断固反対の立場で微力ながら署名活動に参加した。しかし、両球団の合併に伴い新球団を創立するという話を聞いてから合併反対の立場から急にトーンダウンした。
私は以前、地元チームが消滅するという憂き目に遭っていたにも関わらず、大阪近鉄バファローズ存続活動から新球団を含めて12球団維持なら、合併もやむを得ないという方向へシフトしてしまった。何が何でも「大阪近鉄バファローズ」の存続を求めたのではなく12球団制を維持することが最終目的だったに過ぎなかったのだ。当事者の悲壮感・虚無感というものが共有できていなかった。これは大阪近鉄バファローズ関係者、ファンに対し裏切り行為だったと今でも後悔している。
さて、私が地元チーム消滅という事態に直面したのはバンクーバー在住時。NBAに所属する「バンクーバー・グリズリーズ」が2001年にメンフィスに移転してしまった。そう、正確には移転のため「グリズリーズ」は消滅したわけではないが、もうバンクーバーのチームではないと言う時点でほぼ消滅と同様のニュアンスであり、虚無感が拭えなかった。
恐らく、この感覚は福岡から所沢に移転してしまった「ライオンズ」のファン、大阪から福岡に移転してしまった「ホークス」のファンと同じような空虚感だったと思えた…。
さて、その「バンクーバー・グリズリーズ」。
とにかく弱かった!(笑)
#10 マイク・ビビー
#3 シャリーフ・アブドゥル=ラヒーム
#50 ブライアント・リーヴス
バンクーバーに居を構えた6年間の通算成績は101勝359敗。勝率は.220。単純に5回に1回しか勝てない計算になる。これはNBA史上最悪の成績だそうだ。移転の際は「ありがとう、今までになかったぐらい最悪のチーム」といったボードが掲げられるぐらいだったし…
NBA過去最悪10チームの中で1997年のバンクーバー・グリズリーズが9位にノミネートされている(1分16秒あたりから)
さらに選手の給料等支出はアメリカ・ドルなのに、収入は当時米ドルに対し約3/4の価値しかなかったカナダ・ドル。で、この低成績で人気が出ない→客は入らない→収入が増えないの悪循環。正直、メンフィス移転は仕方なかったとも思えるが、地元チーム流出は相当ショックだった。頭では理解できている、でも理性はコントロールできない状態だった。
また、バンクーバーという街はスポーツに関して言えばNHLのカナックスが中心に添えられていてグリズリーズに興味を持つ人は、それに比べ極端に少なかった。それも移転の原因の一つだったかもしれない。
グリズリーズの試合観戦のため、私も数十回とGMプレイスに足を運んだが勝った試合を見たのは僅か1回のみ!通算勝率は2割だが、私が観戦した試合に関しては勝率1割以下だった。そうか、私がグリズリーズの疫病神だったのか!(苦笑)
でも、人気のない対戦相手だと5ドル(約350~400円)で入場できて、NBAをそれだけ安価で観戦できたのは大きな魅力であった。(過去存在したbjリーグや現在運営中のBリーグでは、当然そんな安価で観戦なんかできないしねぇ)
そんなこんなでバンクーバーを去ることになったグリズリーズ。で、私が今最も後悔していることが手元にグリズリーズグッズがない!デザインがダサいからといって買い控えしなければよかった…
唯一あるのがマグネットぐらいか…
上段左より「バンクーバー・グリズリーズ【NBA】」「バンクーバー・カナックス【NHL】」
中断左より「エドモントン・オイラーズ【NHL】」「モントリオール・カナディアンズ【NHL】」「オタワ・セネターズ【NHL】」
下段左寄り「オークランド・アスレチックス【MLB】」「モントリオール・エクスポズ【MLB】」
1歳の娘がかじりまくるので「バンクーバー・カナックス」「エドモントン・オイラーズ」「モントリオール・カナディアンズ」「オタワ・セネターズ」は塗装がはげてもうた…娘めぇ~(苦笑)
さて、グリズリーズがバンクーバーを去ってから、NBAは全く観戦しなくなった。
日本に戻ってからも、しばらくはバスケットボールを見ることはなかったが、仕事で関わることになった「2006年バスケットボール世界選手権」の開催がきっかけとなり、当時居住していた東京に本拠地を構えるbjリーグ・東京アパッチ戦を観戦するようになった。
Go!アパッチ Go! 大好きだったなぁ、東京アパッチ
が、東日本大震災の余波でチームが消滅…。また観戦する機会が途絶えた。でも、Bリーグになってからはbjリーグと異なりプレイオフはTV感染できるようになったので、バンクーバー・グリズリーズに熱を上げていたときほどではないにしろ、少しづつバスケットボールを見る機会が増えてきた。栃木が初代チャンピオンに輝いたプレーオフ、面白かった!現在住んでいる千葉にはホームチームがある!地元:千葉ジェッツの試合を見に船橋アリーナに今年こそ足を伸ばしてみよう!
※ちなみに昨年、メチャ近所のキッコーマンアリーナで、NBLの日立サンロッカーズ東京がスポットで対西宮ストークス戦を開催していたが…どちらも地元チームじゃなかったから積極的に行く気にならなかったんだよねぇ…
大学時代にちょっとだけスリーオンスリーをしていた時期はあるが、基本的にはバスケットボールとはあまり接点がなかったオレが多少なりとも、そこそこ関心があるのは、マンガ「SLAM DUNK」の影響なんだろうなぁ~。この前、息子がよく行っている児童館の図書室で久しぶりにSLAM DUNKを読んだが…面白かった!ホント偉大な作品だったと再認識。
※その他グッズはこちら