上野 東京国立博物館(平成館)特別展の「古代ギリシャ展」6/21~9/19
ギリシャ国内の博物館の作品325件を新石器時代からローマ時代までを時系列で展示。
ポスターの絵は紀元前17世紀の「漁夫フレスコ画」です。
火山灰の下に埋もれていたそうで、こんなにも鮮やかに色が残ってますね。
「古代ギリシャ文明の起源は、紀元前7000年頃に始まる新石器時代にさかのぼる。紀元前3000年頃にはエ―ゲ海の島でキュクラデス文明が花開き、抽象表現の”スペドス型女性像”などの大理石像が生まれた」(朝日新聞 別刷りから)
スペドス型女性像はこちら(紀元前3000年には大理石の加工ができたんですね!)
オリンピック開催中のタイミングで・・・
古代五輪は紀元前8世紀に始まって、とっても盛んだったようです。
紀元前500年頃、ボクシングの絵が描かれた陶器(茶褐色の色がいいですね!)
ローマ時代のギリシャをイメージしてしまう、等身大の逞しい裸体の男性の彫刻、ふくよかな女性の彫刻はもちろん、小彫刻、金を多用した冠やアクセサリー類、大小の陶器類もたくさん出土してますね。
素どうりせずに全部に目を通してきましたが、ここ数年の中国文明やインカ文明の展示に比して、興味が薄かったようです。(実際見たのは西安の始皇帝廟だけですので、その点の違いもあるのかな?)
夕方も5時になってましたが、金曜日は20時まで開館なようで、
世界遺産に登録された西洋美術館の常設展へ(シニア無料)。
ル・コルビジェ氏&西洋美術館建造物に関する展示がされてます。