伊藤福祉のあそブログ

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心理学辞典の購入と大学院

2012年08月28日 | 東北福祉大学
東北福祉大学通信教育部福祉心理学科に入学した時点で購入しておくべきもの『心理学辞典』。まもなく卒業というのに、今頃になって購入するとは何事でしょうか。2年間学習していた時に遭遇した用語は、教科書やカタカナ語辞典から検索して理解できたこと、また用語からなんとなく推論して自分なりの解釈を加えて理解していたこと(間違った覚え方をしているものもあると思いますが)でなんとか乗り切ってきました。

まだ卒業の確定通知は届いていませんが、空いた時間を見つけては教科書を読み返しています。レポートを書くときは、必然的に課題に対応する項目を中心に読むことが多かったのですが、今は好きな、読みやすいページから自由に読むことができるため、そのような意味ではゆとりのある読み方ができていると思います。

教科書のより深い読み、心理学の理解をより深めるということを考えたときに、心理学用語辞典が必要であることに今更ながら気付きました。
有斐閣の『心理学辞典』を楽天ブックスからポイントを少し使用して7000円弱で購入し、今日宅配で受け取りました。さて、今後のこの辞典の活用はいかにというところですが、臨床心理士の資格を得るために、来年2月に佛教大学と東京福祉大学の各大学院の通信教育課程の臨床心理学専攻を受験します。そのために活用するものと考えています。

ところで、3年の通信教育で実務経験なしで臨床心理士の受験資格を得られる大学院は、この全国に2校しかありません。佛教大学大学院と東京福祉大学大学院のみです。放送大学大学院も臨床心理士の受験資格を得られる専攻がありますが、病院や児童相談所などでの実務経験1年が必要です。今の職場は実務経験として認められる対象ではありませんので、臨床心理士を目指すには、この2校以外にありません。夜間開講の大学院もありますが、仕事を終えて登校するには無理がありそうです。

通信制の大学院とはいえ、競争倍率だけを見ると、昨年の佛教大学大学院の2月試験倍率は30倍もあります。東京福祉大学大学院でも6倍もあります。心理学に興味を抱く人が増えていることを見ても、社会人の都合に合わせやすい通信制の大学院に受験者が集中するのもうなずけます。私の受験上のネックは語学です。両校とも英文読解と回答が課せられます。日常英語を使うことがありません。英語の必要性を感じることがないのです。今、50歳近くにして英語の習得は容易ではないことくらい理解しています。今この時点で、合格できるか問われると、できませんと回答することが正しいと思っています。しかし、東北福祉大学で心理学を学びました。これで心理学の学習はおしまいというのではなく、やるならとことんやろうという気持ちがあります。いつものように、「あのときやっておけばよかったな」と思うことは過去に何度もありました。人生普通に生きれてあと30年。合格できなければ再来年があります。焦ることはないんです。今、改めて次の目標(大学院に入学し、臨床心理士に合格すること)に進もうという思いが彷彿しています。