waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

昨日の房日新聞の

2012-04-05 11:34:21 | 管理人の報告・主張・言い分
4月4日の千葉県南部の地方紙・房日新聞の展望台より

展望台は一般の新聞紙の社説に相当します。

展望台で久々、内房線のことを取り上げていただきました。

ポイントは2つ。


佐貫町~上総湊間に防風柵が設置したことについて。


上総湊駅で朝の京葉快速の始発と、館山方面からの列車の接続改善


この2点を通じ、輸送障害の改善と接続改善で、内房線の利用者が戻るのではないかと、結んでいます。



取り上げていただいたことには敬意を表したいですが、私から書くことがあります。


まず防風柵について。
平成17年の山形県での脱線事故を受け、それまでは風速計の設置を減らしてきたのが、逆に設置を増やし、運転規制が厳しくなったことが、毎度のように内房線の佐貫町から上総湊の区間で、見合わせの連発が増加。
今回の防風柵の設置だけでは、内房線の防風対策が解決したとはいえません。
ほかにも数多くの問題箇所は点在し、これは大規模で防災対策と速度向上の改良工事の中でやらなくては、改善はまだまだであります。


上総湊での快速の接続問題について。
平成16年10月のダイヤ改正以降、君津駅発着の総武快速が一部の時間帯を除き、毎時1本に。しかし、そのほとんどが、館山方面からの列車を、わざと意図的に接続をさせない、列車ダイヤを現在も続けています。
今回の上総湊の接続は、いったんは接続できないかたちにしたものを、再び、戻しただけのものです。
また、凍結していますが、巌根駅への快速停車が決定をしている事情もあり、快速の接続よりも、蘇我駅で毎時1本必ずある外房特急に接続し、途中駅通過ありの君津以南からの列車の設定が、現実的に必要であります。

房日の展望台の今回の筆者の方。何かコメントがありましたら、ご遠慮なくいただきたいと思います。
コメント