waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

5日の市原での研修

2013-06-08 00:25:42 | Weblog・新着
本年6月5日、市原市勤労会館での障害者福祉会の安房、君津、市原を対象とした地区別指導者研修について。

私は午前中の講演の部分のみの参加でしたので、その部分のみを。


講演のテーマが、障害者虐待防止法。
講演者は、千葉県社会福祉士会で権利擁護部門のぱあとなあの責任者をされた方でした。
私個人、社会福祉士会の賛助会員ですので、まったく知らない方ではなかったので、リラックスして聞きました。

ぱあとなあの責任者をされていた方でしたので、話の3分の1は成年後見になりました。その成年後見の視点からでも、財産的虐待の問題があることを、口にされていました。

それ以外は虐待法について、ざっとまとめた中身で。


制度のいきさつ 虐待は施設でなく在宅が多いこと
生活全般あらゆる場面で虐待つながること
虐待の通報は完全でなく、前兆・前触れの段階で


虐待法とは話をずらして。
当事者=障害のある方の自己決定・意思の尊重が求められる点も。


講演の最後の質疑・応答。
参加者どなたも発言がなかったので、私が質問。


市町村にある虐待防止センター。安房地域では館山市、鴨川市、鋸南町が行政機関にあり、南房総市のみが民間委託で障害者施設を運営する法人が行っている。どのように思われるか。私は適切でないと思われますが。

講演者・質問でおっしゃった通り、市町村の虐待防止センターは公的な行政が関わるところがやるべきではないか。同業者同士はかえって、やりづらいのでは。


この講演者の回答は、昨年12月、千葉市内での毎日新聞の野沢さんの、障害者虐待防止法の講演での発言と同じになります。


以上が、研修会の講演の部分の結果になりますが。
福祉会の組織として、どう向き合っていくかが宿題になります。
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