正面に見える方は、キムさんと言って現在は
パリ市庁舎のお役人です。
この方もカンボジアから移住して来てフランス
の国籍を取得され、ズッとパリで公務員として
働いているお役人なのです。
フランスでは公務員になるためには、自国の仏
語の他に複数の外国語が要求される、と伺いま
した。
新年の彼からの年賀状によると、年金受給資格
の得られる65歳まであとまだ4年働かなけれ
ばならいと伝えていました。
現在フランスでは40年間も働かないと年金受
給資格が貰えないようなので、どの国でも社会保
障制度は厳しいものだとわかりました。
フランスでは、公務員の定年制が早くから延長
されているようでした。
私がキム氏を知ったキッカケは、やはり、ホー
博士の御紹介で私とも友人になりました。
キム氏自身、来日の際には、東京見物、鎌倉見
物案内、私の職場であったアメリカン・スクー
ルの教室にまで紹介したことがあります。
キム氏は、英語が出来るので、時々ホー博士と
私との会話で困った時には、通訳して戴いてと
ても助かります。
お家もホー博士から車で10分ばかりの所です。
キム氏のお家にも伺っていますが、そこではゴ
ッドマザーと御一緒に住んでいらっしゃるので
す。
初めて、ゴッドマザーにお会いした時は、ゴッ
ドマザー(後見人)の存在すら知りませんでした。
やはり、海外に友人を得られることは、見聞を
広めるだけに留まらず、色々な文化や知識も得
られるものです。