『温泉に行く前に付き合って欲しい所あるんだ』と、彼
神仙沼です。 先月ニセコに行った時に行きたかったのですが
通行止めで行けなかった所でした。
その後、私達は露天風呂が好評な雪秩父温泉に行きました。
古くてひなびた温泉です。硫黄泉でとても良いんです。
この温泉を出たのが4時
その後2時間位で札幌に着きます。
彼は『どこかで食事をしようか?何食べたい?』と、言い
お酒を飲みたいからと車を彼のマンションに置いて、そこからタクシーで
行きつけのお店(すすきの)に行きました。
そこで食事をしながら
彼は、私のことを褒めるのです。
私の育ちの良さ。優しいところ。気遣いのあるところ。
でも、私は彼と殆ど会話をしたことがありません。
『私は○○さんとプライベートな話をしたことないじゃありませんか』と、言うと
彼は『踏まれてて分かるよ』と・・・(私の仕事は足圧師)
踏まれてて私の性格が分かると・・・
激動な人生を送ってきた彼が、私よりもかなり年上で人生経験豊富な方が
私と殆ど会話などしたこともないのに
『あなたは人の気持ちの分かる人だ』と
『あなたと居ると心が休まる』と・・・
私は、何故か目頭が熱くなりました。こんな所で泣いては恥ずかしいからぐっと堪えました。
私は、今日1日彼を楽しませたい。
こんな私で良ければ、ご一緒しましょう。
そんな気持でいたのです。
いつもいつもいろいろな物をくれたり、そして今日は美味しい物をご馳走して頂きました。
きっと神様が、日頃の私の行いを見ていて私に褒美を与えてくれたのだと、後になってそんな風に思ったのです。
感謝の気持ちでいっぱいです。