ダニー食堂

右往左往の日々。

火曜日の橋閉鎖事件とお気に入りの先生

2008-12-06 | もう1品
「ガス欠の車が立ち往生したらしい」という噂は昨日のバスの中で。
「誰かが飛び降りたらしい」というのはスーパーでアナリサに会ったときに。

実際は女性が橋に腰掛けてたんですって。
交渉人やら救助隊やら警察やらで、結局お昼過ぎから夕方6時まで通行止めだったとのこと。

マリオン曰く「この時期はよくあるのよ。感謝祭やクリスマスを一緒に過ごす相手がいなくて鬱になってしまう人が出てくるからね。去年は犬と一緒に飛び降りた男がいてね犬だけ死んじゃったのよ。哀れな男。」
さらには「橋から飛び降りるのってどう思う?ドラマチック過ぎてあたしなら他の方法を選ぶわ」

えっ?そんな不吉なことを仰らずに授業を・・・・

この先生なかなか面白いの。
東京オリンピック前後の大昔、某化粧品会社の東京支店に勤めてた元超美人(写真で確認済)。
いつもノーブラが確認できてしまうことからまさにSouth parkのMs. Choksondikそのもので家でのあだ名は「ニップル」。



このおばあちゃん先生のどこが面白いかというと、コメントが鋭くて若干毒を帯びてるところ。

「普通アメリカ人ってのは政治と宗教の話は嫌がるんだけどね、あたしも極力その手の話題は避けてるんだけどね、まぁ今日はいいかしら。」って躊躇するのが毒を吐く合図。
他の子たちはただ黙ってるだけなんだけど、あたしは「言っちゃって、言っちゃって。」っていつも嗾けるの。

恰も「これは私の意見じゃないんだけど」と匂わせながら「某テレビ番組からの情報ではね赫々云々、でもこの新聞によると赫々云々」としておいて自分の意見を最後に長く強く落とすという戦法。

この先生からの情報源で完全に理解できない世間のニュースが明確になるっていう利点もあるのよ。
地域に密着した情報だって入ってくるだもの、今期のクラスはもうすぐ終わるけど次も必ず申し込むって決めてあるの。

それにしてのサラペイマンは随分と攻撃されてたわ。
ミセスマケインに至ってはこの島の所有物件まで暴いて扱下ろされてたし。
あたしの情報源はメキシカンクラスから来ているのを知っているダニーは地域ネタを提供すると「それはメキシカン情報?ニップル情報?」って感じ。

あたしたちここじゃ二人してよそ者だからローカルネタに乏しいのよね。
昨日往復4時間掛けて然るべき店まで例の薬品を買いに行ったってニップルに言ったらすっごい驚いてた。
「もっと近くにあるわよ。これからは私に電話してちょうだい」って。
有難いけど配水管が詰まるたびに電話はできません。