ダニー食堂

右往左往の日々。

クリスマスディナー

2008-12-25 | 本日のおススメ
遠い親戚にお呼ばれされたクリスマスディナー。
感謝祭の時とは別のダニー母の従兄弟宅。

そこのうちからは過去何度もお誘いを受けてて全部お断りしてたの。
もっとダニーが丁重にお断りすればいいんだけど、先月なんか「もう予定があるんで。それじゃ」ってものの5秒で電話きるじゃない、聞いてるこっちが焦っちゃったわよ。

「過去2回の面識で好印象もない相手からこう何度も連絡があるのはうちのお母さんが背後にいるとしか思えない」というのが本人の憶測。

溺愛する息子と突然連れてきた外人嫁の姿かたちが見えなければ、国内に点在する身内を使って様子を伺おうとする曲者らしい手段。

まんざら間違ってもいないヨミね、ってあたしも思ってたし何より面倒くさいじゃない?
完全に他人ならいいんだけど一応、親戚だし普段どおりにしてると失言/失態を犯す可能性があるから緊張してなきゃないのよ。

曲者にどれだけ強く懇願されたか分からないけど、先月のダニーの無礼な態度にも臆することなく再度お誘いの電話をくれるその相手が気の毒になって「今回こそは好意を受けるべき」ってあたしが言ったの。

クリスマスに、ご近所ならともかく雨のハイウェイを45分も走って行くほぼ他人の家。
「あー、訳分かんない」って運転しながらダニーがぼやいてたわ。

お上品な感じのご夫婦と成人していると思われる姉弟に感じ良く迎えられて、感謝祭の時のようなメニューをご馳走になり、お礼を言って帰宅。
愛嬌のある犬が3匹もいてプールもあってステキな家だったの。

「いい人たちじゃん。なんで印象悪いの?」って帰りの車の中で聞いてみたの。

「僕もなんだったっけ?って考えてたんだけど途中で思い出したんだ」

「なに?」

「昔あの犬に噛まれたんだ」


・・・・あ、そう。
メリークリスマス。