我々が滞在している基地内の宿泊施設は一般ホテルと同じように毎日お掃除の人が入るの。
でもね
バスルームは繋がった隣の部屋から入って毎日お掃除してくれるのだけどこの日は掃除機だけ、この日はベッドメークだけ、ある日はタオルの交換だけって感じで完璧じゃない辺りが安い軍施設な感じなのよ。
それでも里帰り前に1ヶ月間ここに滞在した時は、ほぼ毎日お掃除に入ってもらっていたの。
だけどそれ以降ダニーは「邪魔をしないでください。お掃除は不要です」っていう札をドアから外さず、シーツもタオルも自分で洗濯をしてゴミ出しもして、掃除機は夜にリネン室から拝借して自分でかけてたっていうじゃない。
なぜならば
・掃除という名目で部屋に入るのに綺麗になった形跡が見られない。
・清潔である筈のタオルが時に匂う
・そのタオルを使わずに置いておくと毎日、新しいタオルを次々に積んでいって天井に付く高さまでになった。(←言いすぎ)
・備え付けのプラスチックのコップを使わずにいると毎日、追加していってこちらも天井につく高さまで溜まった。果たして彼女の視力は大丈夫か。(コレも言いすぎ)
・そんな怪しい感じなので私物で氾濫する部屋に入れたくない、自分で掃除したほうが合理的。
上記の理由からダニーはこの3ヶ月近く、誰も部屋に入れなかったらしいのよ。
彼の言い分はあたしにも思い当たる節があったから納得して、この10日間ほどダニーに変わってあたしがせっせと掃除洗濯に励んでたわけ。
まぁそれで両者(ホテル側と亭主)が納得しているんであれば無問題じゃんって。
と・こ・ろ・が
お手紙を貰ってしまったの。
その内容たるや
「私たちには客室を清潔に保つという使命があります。滞在される方に居心地よく過ごしていただく為に清掃は必要不可欠です」
要は「たまには掃除させてよ、さもないとヤバイよ」っていう内容。
それを読んだダニーがまぁ怒ったこと起こったこと。
普段は縁遠い放送禁止用語を可能な限り散りばめて怒鳴り始めたの。
しまいにはドアを開けてご近所さんにアナウンスさながら、向かいの建物から声がこだまする勢いでいかに清掃担当者が低脳で不要なと人材かを叫びながらスピーチしてるのよ。
そもそも大きい声を出されるのが苦手のあたしは、例えその矛先が自分に向いていなくとも同じ部屋、大の男、ましてやそれが自分の亭主ということで最低な気分なわけ。
それに、箇条書きに出来るほど不満が溜まっていながら苦情を出さずいたことにもも「今まで何してたの?」って感じ。
だから「あなたにもこういう風に非があって、彼女らは自分の仕事をこなしてるだけ。こうやって大きな声を出されるのはいささか不愉快で何の解決にもならないし馬鹿みたいだ。それに下品な言葉をあたしの前で使ってくれるな!妻として屈辱だ」と意見を述べたところ
馬鹿はあいつらだ、俺は貴重な自分の時間を割いて低脳の奴らの仕事を手助けしてるんだ、それに一度たりとも君に向かって怒鳴ったことは無い、これは全てあの馬鹿女に向けてのものだと更に怒り心頭。
そんなダニーにあたしも噴火。
あと2週間もここに泊まらなくてはならないのに、このまま解決策を見つけないままでいるとまた同じような事態が起こるでしょ?
投げ捨てられたばかりの例の手紙をゴミ箱から拾い出し、サイドテーブルの引き出し一杯に溜まった「ようこそ○○ベースホテルへ」というプラスチックの案内(←邪魔なので引き出しにしまうと翌日すぐに別のものが現れそれが繰り返された結果同じもので満杯)をベッドに全て放り出し
「これらを証拠に事務所に出向いて話をつけてきて」
「日本の常識で物を言うな。ここはアメリカ、しかもミリタリーだ。最低の次元でことが進んでるんだ」
「吼えるだけなら犬でも出来るの。仮にもあんたに脳みそがあるなら理知的な言葉でどうにかしてきなさいよ。」
ダニーったら黙っちゃったわ。
これで苦情を言いに行くかなーって様子を見てたんだけど、結局はメールで不服を申し立てたみたい。
こんなすったもんだがあったけど、とりあえず・・・・・
お誕生日おめでとう、ダニー
普段は仲良し夫婦です
でもね
バスルームは繋がった隣の部屋から入って毎日お掃除してくれるのだけどこの日は掃除機だけ、この日はベッドメークだけ、ある日はタオルの交換だけって感じで完璧じゃない辺りが安い軍施設な感じなのよ。
それでも里帰り前に1ヶ月間ここに滞在した時は、ほぼ毎日お掃除に入ってもらっていたの。
だけどそれ以降ダニーは「邪魔をしないでください。お掃除は不要です」っていう札をドアから外さず、シーツもタオルも自分で洗濯をしてゴミ出しもして、掃除機は夜にリネン室から拝借して自分でかけてたっていうじゃない。
なぜならば
・掃除という名目で部屋に入るのに綺麗になった形跡が見られない。
・清潔である筈のタオルが時に匂う
・そのタオルを使わずに置いておくと毎日、新しいタオルを次々に積んでいって天井に付く高さまでになった。(←言いすぎ)
・備え付けのプラスチックのコップを使わずにいると毎日、追加していってこちらも天井につく高さまで溜まった。果たして彼女の視力は大丈夫か。(コレも言いすぎ)
・そんな怪しい感じなので私物で氾濫する部屋に入れたくない、自分で掃除したほうが合理的。
上記の理由からダニーはこの3ヶ月近く、誰も部屋に入れなかったらしいのよ。
彼の言い分はあたしにも思い当たる節があったから納得して、この10日間ほどダニーに変わってあたしがせっせと掃除洗濯に励んでたわけ。
まぁそれで両者(ホテル側と亭主)が納得しているんであれば無問題じゃんって。
と・こ・ろ・が
お手紙を貰ってしまったの。
その内容たるや
「私たちには客室を清潔に保つという使命があります。滞在される方に居心地よく過ごしていただく為に清掃は必要不可欠です」
要は「たまには掃除させてよ、さもないとヤバイよ」っていう内容。
それを読んだダニーがまぁ怒ったこと起こったこと。
普段は縁遠い放送禁止用語を可能な限り散りばめて怒鳴り始めたの。
しまいにはドアを開けてご近所さんにアナウンスさながら、向かいの建物から声がこだまする勢いでいかに清掃担当者が低脳で不要なと人材かを叫びながらスピーチしてるのよ。
そもそも大きい声を出されるのが苦手のあたしは、例えその矛先が自分に向いていなくとも同じ部屋、大の男、ましてやそれが自分の亭主ということで最低な気分なわけ。
それに、箇条書きに出来るほど不満が溜まっていながら苦情を出さずいたことにもも「今まで何してたの?」って感じ。
だから「あなたにもこういう風に非があって、彼女らは自分の仕事をこなしてるだけ。こうやって大きな声を出されるのはいささか不愉快で何の解決にもならないし馬鹿みたいだ。それに下品な言葉をあたしの前で使ってくれるな!妻として屈辱だ」と意見を述べたところ
馬鹿はあいつらだ、俺は貴重な自分の時間を割いて低脳の奴らの仕事を手助けしてるんだ、それに一度たりとも君に向かって怒鳴ったことは無い、これは全てあの馬鹿女に向けてのものだと更に怒り心頭。
そんなダニーにあたしも噴火。
あと2週間もここに泊まらなくてはならないのに、このまま解決策を見つけないままでいるとまた同じような事態が起こるでしょ?
投げ捨てられたばかりの例の手紙をゴミ箱から拾い出し、サイドテーブルの引き出し一杯に溜まった「ようこそ○○ベースホテルへ」というプラスチックの案内(←邪魔なので引き出しにしまうと翌日すぐに別のものが現れそれが繰り返された結果同じもので満杯)をベッドに全て放り出し
「これらを証拠に事務所に出向いて話をつけてきて」
「日本の常識で物を言うな。ここはアメリカ、しかもミリタリーだ。最低の次元でことが進んでるんだ」
「吼えるだけなら犬でも出来るの。仮にもあんたに脳みそがあるなら理知的な言葉でどうにかしてきなさいよ。」
ダニーったら黙っちゃったわ。
これで苦情を言いに行くかなーって様子を見てたんだけど、結局はメールで不服を申し立てたみたい。
こんなすったもんだがあったけど、とりあえず・・・・・
お誕生日おめでとう、ダニー
普段は仲良し夫婦です