ダニー食堂

右往左往の日々。

亭主の職場の恩恵に預かるも絶えない不満

2010-02-03 | 本日のおススメ
通っている基地内のESL。
生徒は皆、よその国から勉強の為に送られてきた軍人の奥様方若しくはあたしみたいなアメリカ軍人の奥さん。

先生とボランティアの人が常時待機はしているのだけど、基本はレベル分けされたグループの中で生徒同士で話し合って進めるというスタンスなの。
グループで話し合っても解決できない問題が発生した時に、先生なりボランティアの人なりを呼んで詳しく説明してもらうの。

テキストが全部で30数冊あって、1冊終わる毎にテストを受けて晴れて次に進めるというシステムで、全冊終えると終了証書が貰えるとのこと。

その証書が一体どこでどれ位の効力を発揮するのかまるで不明なんだけど、あの教室に通うことによって勉強になることは間違いないのね。

そこで、「少しでも英語を上達させて社会に出ようじゃないか」という意気込みで通っているのだけど、同じグループの他の奥様方は「帰国まであと○ヶ月と△週間で、あと○冊残っているから・・・」って計算してきっちりスケジュールを立てて、何とか帰国前に修了証書を貰おうと必死なわけ。

放課後も夕飯の支度が大事なあたしは時間が来るとサクッと帰るんだけど、彼女たちは先を急ぐべく居残ってお勉強。
だから当然、普段の授業も大した休憩もお喋りもせずひたすら先に進めて落ちこぼれ気味のあたしは「ちょ、ちょっと待っておくれよぉ」状態。

でも追いついていないのは自分だけ。だから例え理解できない箇所があったとしても迂闊にそれを口に出来ないのよね。
ほら、中断して彼女らの限られた時間を無駄にしちゃうじゃない?
朝の授業開始前に知らない単語を調べておくとか、事前にテキストに目を通しておくとか一応の対策は取っているんだけど最近は特に厳しかったのよね。

それに、他の奥様方も大人だからそんなあたしに気を使ってくれるわけ。
「大丈夫?もう少し時間とってもいいから全部書いちゃいなさいよ」とか「私たち進むのが早すぎるのよね、ごめんさいね」とか。
そこがまた返って申し訳ないやら、情けないやら。

そこで皆の前で先生に申し出てみたの。
「あたしココのグループだとペースが合わないし、凄いプレッシャーなんです」って。

それに合わせて他の奥様方も「彼女と私たちとでは英語を学ぶ目的も時間も違うから一緒に作業するのは無理」みたいなことをやんやヤンヤと先生に訴えたんだけどね。

3回も

全員で

それでもまるで解決策を出してくれないので「他のグループがこの本のレベルまで上がってくるまで自宅待機」と自己判断を下したのが2日前。

ようやく事情を理解したのか先生から電話が来ること3回。
「僕たちは話をする必要があるようです」(←3回とも敢えて出ないので伝言)

どんだけトロいんだYO!


今日の夕飯

・生春巻き
・鶏とブロッコリーのナンプラー炒め
・豆腐の照り焼き


ごっちー


←30過ぎても学校から電話が来るとドキっとするのね。