ダニー食堂

右往左往の日々。

ケチの極み ~ガソリン

2012-01-04 | 本日のおススメ
ここから230Kmほど離れた基地に用があったダニー。

ガソリンが車ほど掛からないからという理由だけで、オートバイで行きました。

職場からガソリン代が出るのにこれよ。

本人がそう口に出して言ったわけじゃないけど、車ぶんのガソリン代が出るっていうところが、彼にとっての最大のポイントね、きっと。

嫁のあたしは安さよりも安全性を取るべきだってもちろん言ったわよ。
日中は暖かいけど、朝晩はグーンと冷えるしね。

自分が普段使っている車の提供も申し出たわ。
パートにはバスで行けばいいだけのことだし。

っていうか、エンジンまで新調したポンコツ日産はいつになったら動き出すのさ。

普段は30分程度の慣れた道しか乗らない亭主を片道3時間弱の旅に送り出すのはやっぱり不安じゃない?

何かあってからでは遅いので、車で行くように説得を試みるもオートバイで行くことを譲らなかったのね。

だから「この人はオートバイに乗りたいのだから仕方ない」って、あたしも諦めたのよ。


とにかく寒さの厳しい朝7時前、オートバイで出発したダニー。
そしたら、1時間後に電話があったの。

ビックリしたわー。
ほら言わんこっちゃいない!って。

「もしもし」の代わりに「何があったの?」って言って電話に出たわよ。

そしたらさ。


「いまねー、○○っていう街でコーヒー休憩してるの。やっぱり寒いねー」


    



いや、いいのよ別に。
何か無くても電話してくれるのは。
心配していただけに、ビックリしただけ。

ダニーも「心配させてごめんね。ただ僕の状況を知らせたかっただけ」と。


そして更に1時間後。
再び電話が。


「いまねー、○○っていう街で2度目のコーヒー休憩。まだ外は寒いよー」


あのー、もうそういう電話は結構ですから。



10秒で切ったわ。



パートを終えて寛いでいるとまた電話が。
今度は今から帰るコール。

その2時間後、またまた電話が。



な、なんと今度は・・・・・・













ガソリンが無くなったからガス缶を持って助けに来て






どーしっよっかなー




40分後。

周りになーんにもない真っ暗闇のとある高速の出口付近で寒さに震える亭主を無事に発見しました。


今日の夕飯

・野菜炒め
・すっかり冷めたササミのフライ
・ご飯
・味噌汁


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