父の日に届いたプレゼント
親はアホでも子は育つ
コロナ鬱を呑み込んだ夕べ
コロナ鬱ゆうのがあって、どうもやる気が起きない、というのが典型的な症状らしいです。
んで、雨降りのきのうのまだ真っ昼間、風呂に浸かりながら、おらもコロナ鬱かもしれんな、なにもやる気がせんわい、というようなことを考えておりました。しかし、よくよく思い出してみたら、なんのことはない、引退してからこっちの8、9年、ずっとやる気がおませんのや。つうわけで、これはコロナ鬱ではなく、コロナ鬱もどきだ、と自己診断した次第です。
そうしていると、何か声をかけている人がいる。風呂の窓を開けて返事をすると、黒犬トマトの宅配屋さんでした。こんな具合なんで、玄関のドアを開けて、下駄箱の上のはんこを押してちょうだい、と頼むと、はいはい、といつもながらの快諾で、ほんとに助かりました。
きょう着くはずの荷物はなんも頼んだ覚えがない、なんだんべと風呂から出て荷物を見ると、差出人はおらが息子なのでありました。
さわった感じでは、ビンのようなもので、パッケージを開けると、出て来たのが、これ!
どうやら、「父の日」の貢物のようです。そう言えば、去年の今頃は埼玉に帰っていて、さつま焼酎をもらったことを思い出しました。ことしは、伊豆で愚図愚図しているので、送ってくれたようです。
まことにありがたい。おらも父親の端くれであることを思い出し、コロナ鬱もどきをぐっと呑み込んだ夕べでありました。