巨大な大腸ポリープを発見!
「取れるンかいな」と医師もびっくり
きょう取ってもらいます(予定)
大腸がん検診で潜血検査をしたところ、陽性と出て、大腸内視鏡で検査したら、なんと特大のポリープが見つかりました。そいつを、きょう3月3日の雛祭りに、伊東の病院で取ってもらうことになりました。1泊2日の入院。
おらはけっこう丈夫なたちで、人生初めての経験です。わずか1泊の入院なのに、指定された持ち物はああだこうだと多く、提出すべき書類もなんと11種に及びました。なかには、えーっとびっくらこくような内容のものもありました。術後に訳がわからなくなった場合(譫妄=せんもう)、やむを得ず身体を拘束するぞ、了解しとけや、なんてのがそのひとつ。その他いろいろで、かなり驚く。1泊でも1か月でも事前の煩雑さは変わらないようです。
ここに至る経緯を備忘のため、書いておきます。埼玉の自治体検診を昨年12月4日に受け、その結果が気になりつつ、あっという間に2月も半ばにさしかかったので、結果表を郵送してもらいました。年末に結果を聞きに行くつもりでしたが、このコロナのからみで埼玉へは正月も戻らなかった、というか戻れなかったので、ずいぶん時間が経ってしまいました。
2月17日 結果表届く。検便、2日分ともに潜血反応は陽性とのこと。そりゃそうだよ、2日分ではなく、同じ検体なんだから(笑)。
2月18日 やばいな、こりゃ、つうんで、3年前に大腸内視鏡をやってもらいポリープと憩室を確認してもらったY医院を受診。ところが、ここは医師がひとりで、胃の内視鏡は3月6日、大腸は3月16日だという。一応、予約はしたものの、別のところを当たってみることにしました。前述の経緯でもういいかげん時間がたってしまっていますが、ここでさらに1か月延ばすのは、まずいんじゃないかという思いからです。
2月19日 あちこち電話してみたら、伊東市川奈のHクリニックでは、「内視鏡は空いていればあしたにでもOK」ということで、Y医院をキャンセルし、Hクリニックを受診。翌20日に胃の内視鏡、連休明けの24日に大腸内視鏡、という運びになりました。探せばあるものです。
2月20日 胃内視鏡。逆流性食道炎。かなりまずい状態だという。食道と胃の接合部分あたりの画像は妙に白っちゃけている。胃酸にさらされて、いわば“漂白”されてんだと! 年がら年中、ブリーチしてるようなもんなんだと!
2月24日 大腸内視鏡。なんだかえらく早く終わった。左の下腹にでかいポリープがあって、その奥は見ないで終わりにしたという。どうりで早いわけだ。なんだか、同じ料金で損した感じがありましたね。で、その巨大ポリープの大きさは、2、3センチだという。ただし、いわゆるキノコ状なので、キノコの軸というか茎というか、そこをカットするので、見た目より大変じゃないはずだ、という! その見た目つうのには。びっくり、大腸がどれぐらいの太さがあるのか知らないけど、画像で見ると、大腸のパイプがふさがりそうな勢いなのです。このクリニックでのカツトはちょっと無理だな、ということで、大きな病院を紹介されました。
2月25日 大きな病院を受診。画像を見た専門医は、「えぇー、こりゃでかいなあ、内視鏡で取れるかなあ」「3年でこんなに育つはずがない、絶対!」「まあ、大丈夫だろう。心配ないですよ」ということで、きょう3月3日に、とにかく取れるかどうかやってみることになったわけです。Hクリニックでは「2、3センチ」と言葉を濁していたポリープの大きさは、ここでははっきり3センチと言われました。男の親指の第一関節から上、という大物です。なんで、こんなに育ってくれちゃったんだろう!
ひとつの疑問。最後の「まあ、大丈夫だろう。心配ないですよ」という医師のお言葉は、どんな重篤な患者にも言うんかねえ?
とにかく朝になったら、2000CCの下剤を飲んで大腸を空にして、出かけますわ!
運よく戻ってこられたら、また、報告いたします。じゃね!