宮代町不動産屋の自転車操業日誌

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カリウム水溶液を作ってみた

2016年06月17日 23時37分58秒 | アクアリウム

気温も高くなり、日差しも強くなってきた今日この頃
水草や藻が繁茂しはじめました。

人間の勝手な都合で申し訳ないのですが、
水草は育ってほしいが見た目の悪いアオミドロは駆除対象なのです。
しかし、邪魔者ほど栄えるもので見苦しい景観となっています。



手で藻を駆除するのは限界があるので、何か良い方法はないものかと検索すると
水槽の藻の駆除にはカリウムの添加が有効らしい。

その理屈は
前提条件
 1.植物の「肥料三要素」といえば窒素・リン・カリウムですが、
  藻類は窒素とリンのみを栄養として成長する。
 2.窒素とリンは生体の糞やエサの食べ残しから供給される。
 3.カリウムは生物の体細胞液中に含まれており
  植物が枯れたり動物が死んだりするとそこから供給される。
水槽の環境
 ・枯れた水草や動物の死体は速やかに取り除かれる。
 ・伸びすぎた水草はトリミングされ取り除かれる。
 ・弊社では成長したメダカは屋外の桶へ移動させられる。
上記より、水槽内はカリウムが供給されず、また水槽外へ取り除かれてしまう状況にある。

そのため、窒素とリン富栄養化が進み、窒素とリンのみで成長できる藻類が繁茂してしまう。
そこへカリウムを添加して水槽内の窒素・リン・カリウムのバランスをとる事で
水草が窒素・リン・カリウムを吸収し窒素・リンの富栄養化が解消される。
こーゆーことらしい。

当然ながら、その為の添加剤がメーカーから発売されている訳ですが

トロフィカル K+ 500ml

アクア用品の宿命で高価なのです。

でもさー、炭酸カリウム水溶液でしょう?という訳で

amazonで 炭酸カリウム 
を購入!

10%水溶液が使い易いらしいので

25gの炭酸カリウムを225gの水 ( 精製水かRO水、煮沸消毒した水など ) に入れて完成!
※炭酸カリウムは溶解時に発熱するので、炭酸カリウムに水を加えると高温になり危険です。



保存瓶に移して完了です。


すみません嘘です。
保存性よりも利便性を考慮して洗浄瓶に入れています。

50リットル ( 標準的な60cm水槽の容量 ) に対して毎日2ミリリットルの添加が目安なので
800gの炭酸カリウムを購入した私は
8000ミリリットルの10%炭酸カリウム水溶液を作れるので
8000ml ÷ 2ml ÷ 365日 = 10.96年分の在庫を抱える事になりました。

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