
川の傍の友人のお店で夕食です。

橋にはいろいろな形の橋がある。普通は、「アーチ橋」、「木橋」、「石橋」、「旋回橋」、「吊り橋」、「跳ね橋」、「水路橋」、「可動橋」、「太鼓橋」なんて仕分けをする人もいるが、ちょっと専門的になると「トラス橋」、「カンチレバートラス橋」、「連続桁橋」、「ゲルバー橋」、「固定アーチ橋」、「二ヒンジアーチ橋」、「三ヒンジアーチ橋」、「ソリッドリブアーチ橋」、「ブレーストアーチ橋」、「タイドアーチ橋」、「ランガー橋」、「ランガートラス橋」、「ローゼ橋」、「ラーメン橋」、「合成格子桁橋」、「連続合成桁橋」、「箱桁橋」、「鋼床桁橋」、「斜張橋」、「螺旋橋」なんて区分でいくらでも橋の種類が存在し材料や形、仕組みでいくらでも形式が分かれてくる。そんな分類はどうでもよくて、橋の美しさに見とれてしまうことの話にしよう。
お国自慢の橋が必ずあるもので、熊本の「通潤橋」や長崎市の「眼鏡橋」、岩国市の「錦帯橋」、西祖谷山の「かずら橋」、坂出市の「瀬戸大橋」、京都市の「渡月橋」、伊勢市の「宇治橋」、そして幻の北海度の「タウシュベツ川橋」なんて自慢の橋だろう。
世界に目を向ければ、もっと美しい橋もある。源太郎が見たことのある橋の中でも美しい橋はいっぱいあった。ロンドンの「タワーブリッジ」、プラハの「カレル橋」、ルツェルンの「カペル橋」、ミヨーの「ミヨー橋」、パリの「アレキサンドラ橋」、シドニーの「ハーバーブリッジ」・・・・・
でも、いつか見てみたい橋もいっぱいある。例えば、フランスのガールにある「PONT DU GARD」、この橋は古代ローマ時代に作られた3層の石積みアーチ水道橋だ。そしてフィレッツェの「PONTE VECCHIO」、リスボンの「PONTE VASCO DA GAMA」、この橋は延長が17kmもあるそうだ。そして死ぬまでに見てみたい橋は、21世紀になって作られたブエノスアイレスの「PUENTE DE LA MUJER」、ハープのような旋回式歩道橋なのだが、この歩道橋を彼女と散歩してみたい。直訳すれば「女性の橋」でタンゴを踊っている男女をイメージした非対称の橋だそうだ。公開されているこの橋の写真です。
ところで、いつものように「橋」をいろいろな言語で表してみよう。まずは、イタリア語は「ponte」ですよね。フランス語では「pont」、スペイン語では「puente」。やっぱり英語とは違い、こっちの方が響きがいい。