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ラウラに退いてとお願いして、1号機からヒートラン。Lara Fabianのコンサートテープを2トラ38で聴く。
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高速でテープが巻き取られていく、2号機は同じ型式だが、こちらは4トラ38でErosのテープを聴く。
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3号機は、市販(今は売っていない)のミュージックテープを4トラ19で聴く。
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そして、4号機は4チャンネル38で聴く、Fiorellaの声がホールに響き渡る感覚を感じる。みんな40年を経過した老朽機。それでも、柔らかい、そして厚みのある音楽を奏でてくれる。
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友人は今日フルマラソンに参戦。10時が号砲なのでもうちょっとでスタートかな。完走を祈っています。
さて源太郎は暇こいて、歌劇ラボエームのマスターテープを聞きながらお茶とブログのチェックです。これから映画(主題曲が美しかった)の思い出話を書くことにしたい。現在Mihoちゃんは韓流ドラマを楽しんでいて、Lauraは彼女の肩の上に乗って寝ている。重さに耐えながら韓流ドラマを見るのは辛いだろうに。
そして、ドラマを見切ると洗濯してちょっと用事に出かけた。
話を戻して、映画の話。
源太郎が中学生の頃に多くの大作の映画が封切りされた。日本には数年経ってから公開されるのでどうしても高校生になってから多くの映画を見ることになった。学校の傍に洋画専門の映画館があり、アルバイトをしては映画をよく見た。もちろん勉強より映画が好きだった。
「La Ragazza Di Bube」、東京オリンピックの前の年に封切りされた他イタリアとフランスの合作映画だった。和名は「ブーベの恋人」だ。憲兵を間違って害め、逃亡せざるをえなかったブーベとひたむきに愛を捧げるマーラ。
「Les Parapluies De Cherbourg」、カトリーヌ・ドヌーヴが可愛かったあのシェルブールの雨傘。ノルマンディーの港町のシェルブールを舞台に傘屋の娘とギイとの悲恋だった。傘屋の娘の名前は今でも発音できない。ジェヌヴィエーブだったと思う。
「The Sound of Music」、これはもう何度見たことか。アメリカ映画だったことが残念だったが、舞台のオーストリアを訪れた時、あの感激が忘れられない。もう50年も前の映画だ。
「Un Homme Et Une Femme」、ボサノバの音楽とともにノルマンディーの風景の中に切ない恋物語が展開する。ノルマンディーは映画の舞台にちょうどいいのかも。そうです。直訳が和名の「男と女」ですね。
「Elvira Madigan」、タイトルだけでは何の映画かはわからない。「みじかくも美しく燃え」というスェーデン映画だ。モーツァルトのピアノ協奏曲第21番の第2楽章がこの映画のテーマ。これも悲恋の映画だったな。ピア・デーゲルマルクさんが美しかった。
「La Lecon Particculiere」、ナタリードロンとルノー・ヴェルレーの青春映画。フランス映画の定番。ハッピーエンドではないこの映画。雨のパリ。窓際から若い青年の乗るバイクを見つめるフレデリック。このサウンドトラックLPは今でも大事にしている。
「13Joure En France」、そうこの映画は、グルノーブル冬季オリンピクの映画「白い恋人たち」。札幌冬季オリンピックの前の大会だから、多くの人が見たに違いない。クロード・キリーとフィギアのペギーが主役だったと思う。
「Romeo E Giuletta」、オリビア・ハッセーが可愛らしかった。イギリスとイタリアの合作だが、あえてイタリアのタイトルを書きました。1968年の映画なんですね、オリビアはもうおいくつになるのか。同じ世代なんだなぁ。
「Le Passager De La Pluie」、「雨の訪問者」、そうあのチャールズ・ブロンソンの主演の映画。これもフランス映画。
今は、アメリカ映画ばかりだ。配給先がリスクを負わないから、なかなか欧州の映画は入ってこない。でもたまに、「VENGO」や「Vajont」といった映画に出会うことがある。まだまだ映画も捨てたものじゃない。映画の挿入曲も楽しみの一つですね。
ここ数日は、雨が降ったり、曇ったり。昨日ちょっと太陽がのぞいたが、富士山は顔を出さなかった。今日も天気予報では曇りらしいが、早朝富士山が姿を見せたので一枚。
でも、薄曇りでベールに包まれたような姿で、それでも数日の雨は雪だったようだ。麓まで雪化粧だった。まだ寒い。JerryもLauraもまだ寝ている。