おしいれのぼうけん

『おしいれのぼうけん』という子ども向けのお話を読んだことがあるでしょうか？
『ねずみばあさん』が出てくるお話です。私はこのお話が大好きで、よく子どもたちに読み聞かせをしました。ねずみばあさんがさとしとあきらを睨む場面、さとしとあきらが手をつないで力を合わせる場面、どんどんとおしいれの中で繰り広げられるぼうけんが、まるで自分が体験しているかのような錯覚まで起きてしまう、素敵なお話です。その作家、古田足日さんが亡くなられました。今も読み継がれている人気の児童書。素晴らしい作品を生み出された古田さんに感謝です。
初めて読み聞かせをしたのが、保育士を目指して実習をさせてもらっていた時。5歳児に読み聞かせをしました。ちょうど、紫陽花が綺麗に色づいていた今頃、梅雨だったと思います。今朝、切った紫陽花を見ながら、当時の自分もふりかえっていました・・・。