マイナンバー制度が導入される頃、会社で『社員向け説明会』が開催された。内容は『主として年末調整』に関係することが90%だったが『将来的には、健康保険証も紐づけられる、と聞いています』と、説明担当者が話していた。もう、7年以上も前のことだ。この記憶が正しかったら『何を今さら大騒ぎしてんの?』と、私は思う。
【写真:マイナ保険証が嫌なら、紐づけしなければいいだけの話】
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◆衆議院議員選挙と絡めて野党系が騒いでいるような印象。
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今も『マイナンバーカードは嫌いやから、作っていない』という人もいる。
作りたくなければ、作らなければいいだけの話だ。
健康保険証も、当座は『1年間使用可』とのことだし、
今の健康保険証が1年後に『失効』したとて、
マイナンバー通知書と資格確認書をセットで持っていれば、
従来通り医療機関を利用できる。
私は、どうせ1年後に健康保険証が失効するならと、マイナ保険証にした。
普段、かかっている医療機関で提示してみたが、
1,高額療養費制度の利用
2,限度額適用認定の利用
これらの手続きを済ませておいた。
別に、これといって不具合は、ない。
医療機関といったところで、
1,内科で血圧の降圧剤を定期的にもらいにいく
2,整形外科で診察、投薬
3,双方の医療機関に『どんな薬を飲んでいるか』は情報提供してある
お薬手帳を継続して、自分で管理すればいいだけじゃないか?。
おもしろいのは『デジタル庁が厚労省の頭越しに勝手に進めた』という議論。
これが『経済アナリストと元民主党厚生労働大臣の対談』の動画で、
民主主義なのに、デジタル庁が『独裁で進めたのはけしからん』とか言っている。
あの、7年前に会社の説明会で『いずれ紐づけされる』と聞いてますけど。
要するに『野党系』や『アンチ河野』が『あーだ、こーだ』と、
吹聴しているように感じる。
まるで『床屋政談』である。
ま、河野君は『ちょっとピント外れ』で好きにはなれないが、
特段『友だちでも、知人でもない』のだから『どうでもいい』。
それよりも、もっと『本質的なこと』を議論したら?。
1,なぜ、マイナ保険証が嫌われるのか?
2,なぜ、マイナンバーカードが喜ばれないのか?
3,なぜ、マイナンバーカードが持ち歩きを嫌がる人が多いのか?
要は『たいして便利ではないからだ』と、私は思う。
1,交通系ICOCAは『便利』だから普及している。
2,クレジットカードも『便利』だから普及している。
3,タクシーGoなどの配車アプリも『便利』だから普及している。
まぁ、霞が関の茶坊主に『マーケティング視点がない』のは仕方あるまい。
とはいえ、いろんな『普及品』も、
霞が関の茶坊主と同じくらい偏差値の高い人たちが考えて普及させている。
普通の生活で、住民票や印鑑証明をコンビニで上げるようなことは、まずない。
マイナンバーカードを『作っただけ』という人は、
マイナポイントという『インセンティブ目当て』で作っただけ。
要は『カネもろたら、ほんで、おしまいやな』ってなシロモノ。
ちなみに、私はマイナポイントは『満額』受け取って、すぐに使った。
また、公金の入金口座を紐づけしておいたので、
各種給付金の入金も、思ったより早かった。
さほど、不具合もなく、マイナンバーカードのメリットの方が、
たくさん享受できたと、私は感じている。
あーだこーだ言うたところで、今の健康保険証は1年後に失効する。
1,マイナ保険証にするのか?
2,資格確認書で対応するのか?
そんなことは、自分の頭で考えればいいこと。
そもそも、新規導入されたものは『ベータ版』と考えるべきだ。
普及途上で『バグ』はつきものだし、
バグ修正されたら、ヴァージョンアップされる。
どうしょうもないものなら『廃止』するだろう。
かつての住基ネットがいい例だ。
海外では、マイナンバー制度が廃止になったとか、
まことしやかに言われているが、
韓国の『住民登録カード』なんかは、日本よりはるか昔から定着している。
マイナ保険証は、便利であれば普及するし、不便なら使わない。それだけの話だ。
だいたい、庶民の個人情報を政府が把握したところで、
何のデメリットがあるのだろうか。
給与明細書の控除項目にある『税関係』を、
マイナンバーで処理される、それだけのこと。
馬鹿馬鹿しい床屋政談には、辟易している。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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