運用にせよ、SWLにせよ、私がアマチュア無線で『楽しいな』と思うときは、相手局からCfmを頂き、英文でいろんなメッセージを書いていただけたときです。もちろん、Cfm自体、とても嬉しいのですが『受信したよ』というSWL-RPTにも目を向けてくださる文化がある、ということです。QRPerだったJA1AA・庄野OMが『QRPという小さな局にも目を向けてくれる文化があることが素晴らしいホビーだ』と仰っていたのが、今になってわかるなぁ・・・と、日々感慨深く思っています。
【写真:イギリスからのeQSL。ありがたや】
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◆初心者こそ、SWLをやってほしいです。
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ま、価値観もそれぞれなので『やれ!』というのはお門違いですが。
かといって、やみくもに電波を出すだけではなく、
バンド全体を『俯瞰』で見られるSWLは、
きっと、思い出に残るいい経験になるのではないかと思います。
HF主体でやっていますが『受信アンテナなんてテキトーでもいい』。
おもしろいなーと感じるのは、
2mの5/8&6mの1/4共用モービルホイップでも、
コンディションが良ければ、
30mBでEUやAFのロングパスが受信できることでした。
Sメーターなんて、ぜんぜん振っていないのですよ、ホンマ。
信号強度は『ほぼゼロ』にもかかわらず、
S/Nで評価するFT8/FT4は『-10dB』だの表示されています。
いったい、どうなってんのやろ・・・とか思ってしまいます。
ノイズレベルの弱い信号でも、世界から電波は届いています。
HFに出るのに四苦八苦されている局も多いと聞きます。
もちろん電波が出せて、交信するのも楽しいです。
モビホで苦闘するのも楽しい?ですが、
まずは、受信から『世界を広げてみてはいかが?』と感じます。
無理にSWLナンバーを取らなくても、既存のコールサインでも活動できます。
SWLは『電波を発射しない』のですから、
テキトーに張った5m程度のロングワイヤーでも、
世界を相手にできます。
1,まずはラジオ感覚で5mほどの電線を屋外に張ってみる
2,GND容量が不足していたら『どうしたらいいか』も考える
3,安易にATUに頼ることなく、MTUを使ってみる(自作も可)
もちろん、マッチングが取れたANTなら理想です。
電波を出さないSWLですから、
マッチングが取れていない状態でも、
相応な受信デコードが期待できます。
こんな設備でもWARC-BANDのAWARDを1kWer並みの速度で進捗しています。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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