430MHz帯・メインローカルのQSOを聞いていると『1.9MHz~1200MHzまで出ています』とかいうのをよく耳にします。実際のところは『免許状に記載されているだけのこと』で、ちょっと話を盛り過ぎ感が否めません。特に『再開Hamtteのニアマ』に、この傾向が強いと感じます。こう言っては何ですが、アマチュア無線界における強者は『第一級で1kWフルパワー、フルデューティ運用できる局』でしょう。第二級の200Wや第三級の50Wは『やはり、1kWにはかなわない』のですから『弱者の戦略』で『遊ぶべきだ』と、私は考えます。50W VS 1kW・・・互角にやって『勝ち目はない』のは、火を見るよりも明らかです。私は200W VS 1kWでも『弱者VS強者』の図式が成り立っていると感じます。まあ、要は『カネ』と『ムセン運用にかけられる時間』が弱者と強者を分けていると実感します。
【写真:弱者が取るべき手法を、強者に真似てもいけない】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆99.9%は、弱者の戦略です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・1アマは、全体の1%です
・そのうち、1kWを出せるのは、1アマでも10%程度
・従って、1アマ・1kWerは、全アマチュアの0.1%
ここを200W免許局が『互角に戦った』としても推して知るべし。
アマチュア無線は『娯楽』です。
しかし、資格も必要ですし、
さらに『設備費』がかかります。
費用対効果が見込めるかも、大事です。
ニアマなら許可される資格ですから、
10・14MHz帯に出ても問題はありません。
別に、紙のAWARDでなくても、
LoTWのマッチングをみて『にやける』のもよし、だとは思います。
実際には、LoTWのログマッチングを見ているだけの局も多いです。
しかし、大事なのは『自分は、どうありたいか?』です。
その『仮説(でもいい)』を立てて、
PDCAを繰り返して、上昇していくものです。
よくある『PDCAの図』は『平面的な円』で、
ぐるぐる回っているだけです。
それを『PDCAの図』と思っていたら、
あなたは、PDCAを正しく理解していない、ということです。
P(仮説)→D(実行)→C(検証)→A(次の行動)・・・
これらを『繰り返しながら、成長していくもの』です。
ですから、平面的なPDCAでは『平たいPDCAの無限ループ』に過ぎません。
PDCAは、アマチュア無線に限らず、
いろんな分野に応用できます。
もちろん、あなたのお仕事にも活用できます。
私が運用している弱者の運用は・・・。
1,差別化運用=JARLのAWARD>ARRLのAWARD
2,局地運用=一定の決まった周波数帯での運用
3,小規模で1位=1位は難しいかも知れないが、
JARLのAWARD発行番号で『100番以内』の目標
10・14MHzでDXを追いかけるのもアマチュア無線。
しかし、そこを捨てて『レッドオーシャンを避ける』のもひとつ。
レッドオーシャンは『上には上が、なんぼでもおる』ということです。
アメリカのエクストラ級の局でも『Wkd260エンティティ』という局もいます。
彼は彼なりの『遊び方』を持って、楽しんでいるものと思料されます。
1,1~2年は、いろいろチャレンジしてみる
2,3年目は、得意分野や得意技がわかってくる
3,4年目は、得意分野や得意技を伸ばす
4,5年目以後は、得意分野や得意技を伸ばし、後継者を育成する
まずは『3年目くらいには「自分はどうありたいか、どうあるべきか」』を、
きちんと見極めてられるくらいになっているのが『理想」でしょう。
どうあれ、おカネがかかる娯楽ですから、
のべつまくなしは消耗戦を強いられます。
目指すは『あなたにとっての「ブルーオーシャン」はどこ?』。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2024 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※下記の広告は本記事とは無関係です。