DXCC Challengeって、ご存じでしょうか。私は『住宅事情』と『アンテナ設備』を考えたら『生きている間に、1,000できるのかな?』と、半ばあきらめつつも『多少は、意識しながらHFの運用を楽しんで』います。2020年にFT8を始めて以来『DXCCも夢ではないな』と、地味な運用に取り組んでいますが、やっと『DXCC Challengeは「202」』と、我ながら笑ってしまいます。
【写真:DXCCも、いろいろあるのだなぁ・・・と、知ってくださいね】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ルールは単純ながら、難関なDXCC Challenge。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
DXCC ChallengeというのはARRLが発行しているAWARDです。
DXCCといえば、まず100エンティティが目標になりますね。
私は、やっとこさ『MIXで106』ってな状況です。
とはいえ、15mBでWkdは129あり、
まぁそのうち、15mBでも100くらい超えるわさ、と開き直っています。
さて、DXCC Challengeのルールをカンタンに・・・。
・160mB~6mBまでの『10Band』の各バンドごとエンティティの合計が
・1,000を超えたら、DXCC Challengeの土俵に乗っかれる
▲JAのDXCC Challengeをやっている局の分布推移
※出典:CQ-hamradio・2024年2月号・P191のグラフより、
私が、表組に打ち直したものです。
興味深いのは、1,000をクリアしている局が『たった427局』ということです。
また、3,000をクリアしている局は『日本で、たった31局』なのです。
DXCC Challengeが、いかに『難しいのか』が、一目瞭然でしょう。
かといって、DXCC Challengeはどのような設備でも、
それぞれの局が目標を立てて、長く楽しめるAWARDだということです。
私が、FT8を始める際に、けいはんな通信でレクチャーを受けました。
故人となられた、けいはんな通信の今西社長(JF3LFL)から、
私がDXCCに関する知識や情報を『どれくらい持っているのか?』を聞かれました。
いちおうは『DXCCに関する情報や認識はあるなあ』と認めてもらいましたが、
・タワーが建てられるか?
・HFのビームが建てられるのか?
・出力は、どのくらい可能なのか?
等々、近隣と自宅を含めた『住環境』を考えると『難しいなあ』という結論。
とはいえ『絶対に無理ということはないから、1,000を目指したらどうか』と、
いろんなアドバイスを頂いたのが、懐かしく思い出されます。
さらに『10MHzと14MHzは出えへんで』と、
私なりの条件を突きつけたことも。
このような経緯から『じゃあ、グリッドロケーターでスコア伸ばすのは?』。
グリッドロケーターでスコアを伸ばすにしても、
DXCCに取り組むにしても『それなりの努力はいるんや』です。
グリッドロケーターでスコアを伸ばしつつ、
ときどき、新しいエンティティは『必ず、増えてくるもの』です。
何も考えず、のべつまくなし、手あたり次第な運用は『あかんで』でした。
仕事で『順番待ち』で、いいかげん『うんざり』するので、
ペディションで『順番待ち』は、避けています。
こんな調子ですから、なかなかエンティティは増えませんね。
ラーメン屋の行列もイヤですし、とにかく辛気臭いのが嫌いなのです。
当然、クリッパートン島もGetしていませんし、昨年のブーベも・・・。
こんな調子なので『JARLのAWARDばかり』やっています。
とはいえ、WASA-HFもAJAも『カンタンか?』といえば、
決して、そんなに甘くはないな、と思います。
ARRLとは異なり、JARLの場合は『QSLリスト作成』が、
案外と手間がかかるのですが、これが意外と私には楽しいひととき。
とにもかくにも、自分に合った『目標設定』ができればいいかなと感じます。
難しいAWARDも、考えようによっては『伸びしろがある』ものです。
アマチュア無線を長く楽しむための『目標設定』は、
やはり必須でしょうし、ムセンに限らず『他の趣味』でも、
長続きする人は『自分なりの目標設定や、自分なりの遊び方』を持っています。
無目標で、だらだらやるのは、やはり『やがて飽きるもの』です。
苦言を申し上げるならば、CWにしても『いずれ、CWもできたらいいな』とか、
あるいは『時間があるときに、ぼちぼちやります』というような、
何だか『ひまつぶし』のような気持ちでは、
いつまで経っても、実際の運用は『遠い先の話』になるでしょう。
耳が痛いでしょうか・・・?。
21MHzで、ときどき交信するイタリアの『IK4LZH』局にメッセージを送り、
そのお返事を紹介しておきます。
あなたに連絡できてうれしいです。
日本の友達を増やすことにいつも興奮しています。
現時点では状況は非常に良好で、長い道のりもよくあります。
また連絡を取り合いましょう。
友情を込めて、IK4LZH
FT8にせよ、他のモードにせよ、人的交流も大事だな、と感じています。
▼DXCC Challengeの紹介記事(pdfです)
https://www.kf5eyy.info/articles/CQ202007.pdf
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2024 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※下記の広告は本記事とは無関係です。