らいん屋☆親父の『しらしんけん』に『一寸ずり』

大分の人生修行中の五十路親父です。
先の見えた人生です。『しらしんけん』⇒一所懸命・『一寸ずり』⇒少しずつ前進する。

旅日記 比叡山延暦寺『西塔への行者路』  「元気やで! おいで~な滋賀」

2009年12月18日 16時10分22秒 | 比叡山

親父が滋賀へ行ったら、必ず『比叡山延暦寺』に上がります。

親父にとって、山は心の故郷なんです。

山に上がると、何かしらんけど元気がもらえるんです。



この門をくぐると、そこは修業の場であり、背筋がピンと張るんです。

ここから東塔が始まり、根本中堂など天台宗の総本山の中心部が始まります。

親父もいつもは、東塔にお参りするだけなんですが、

今回は、三塔(東塔・西塔・横川)巡拝の行をしたく思っていました。

ただ、横川は諦め、二塔と無動寺にしました。

無動寺は、千日回峰行の拠点です。後日書きこみます。


まず今回は西塔への早歩きでの、親父の行です。

東塔から約4キロの行者道です。





砂利道・階段ばかりで、結構きついです。





途中の弁慶の湧水などに手を合わせながらの早歩きです。





山王院です。歴史を感じる古さがなんとも言えんです。

さぁ、ここからが難所なんです。





この階段が、西塔への一番の難所です。

段差があり、幅もあるので、行者は飛んで降りるらしいです。

この難所を超えたら、伝教大師最澄が眠る「浄土院」です。



浄土院が見えてきました。ここまで来たのは30年ぶりです。

比叡山で一番神聖な場所です。









浄土院は、朝早く行くと修行僧がどこよりも念入りに掃除をしています。

比叡山に上がられたら、浄土院には必ず一度は行っていただきたいです。

山の中でも一番静かで、何か力をいただけると思います。





また、暫くは行者道です。

途中に親鸞聖人が修行をされた場所などもあります。

赤い建物が見えてきました。

「にない堂」です。お経が聞こえてきますよ。







左が浄行堂で右が法華堂です。常に修行僧のお経が聞こえるお堂です。

担い堂を降りると、西塔の本堂「転法輪堂(通称釈迦堂)」です。



親父も一日体験修行を3度経験していますが、ここでの坐禅は思い出深いですね。

正座ではなく、半座・半眼での坐禅でした。

この近くに、体験修行の居士林があります。





この居士林、生半可な気持ちで修行をしたら、エライ事になります。

たった1泊2日でも、ビッシリ修行がつまっています。

食(じき)を取るとき話でもしようものなら、えらいことになります。

寝るのは、畳一畳。まぁ、大抵の場合、疲れきって倒れるように寝てしまいます。

翌日の早朝から、先程の釈迦堂で坐禅です。

一応、ここまでが西塔です。この先10キロぐらいの今までより厳しい道を行くと横川です。

親父も今回はここまてです。ただ、今来た道を歩くのは、足にくるんです。

東塔へ帰ってきたときは、親父の足はヘロヘロでした。

もう一頑張りで無動寺の谷へ降りていきました。


今日はここまでにしておきます。東塔・無動寺は後日アップします。

比叡山の歴史等はウィキで見てください。

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