15日深夜長野県内でスキー客を乗せたバスが路外へ転落。14名が死亡。
高速道路でバスがガードレールに突っ込む事故が起きたのはいつだったか
事故後、国は規制を掛ける。走行距離を400kmもその一つ。
事故が起きるたびに出される規制。
しかし問題は10数年前に取り払われた規制。
認可制から許可制へ。その結果誰もがバス事業へ参入しやすくなった。
今回のバス会社もテレビに映し出される社屋はこれが貸し切り事業を営む会社?
と、思わせた。
社屋だけで経営を云々できないだろうことは分かっている。
しかし、規制緩和により誰もが参入しやすくなった。
それにより何が起きるか。お分かりだろう。
バスと運転手が用意できればバス事業者となるのである。
面倒な手続きはいらない。簡単な届を出すだけでいいのだから。
そして、競争相手が増えるのは予想に難くない。
その結果安売り合戦。今回も一拍三日で12000円と聞いた。
若者にとって魅力だろう。バスの中で睡眠を取り、着けばスキー・ボードを満喫しホテルで一泊。
帰りはバスで宿泊。着けばそこは日常の世界。
規制すべき分野は規制する。
安全安心を利用者・消費者に届けるために。
場当たり的な規制でなく根本的な見直しを図るべきでは。